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交通系ICカード「振替輸送」利用する時の注意点

Suicaをはじめとする交通系ICカードで鉄道へ乗車すると、多くの場合は普通に紙の切符を買ったときと比べて料金は安くなります。ところが、事故などで列車がストップしてしまい、別路線を利用することになった場合は要注意。というのも、事故などへの対応としている「振替輸送」を交通系ICカードでは利用できないことがあるためです。


交通系ICカード「振替輸送」利用する時の注意点

東京近郊区間の振替輸送は問題なし

事故や工事・天候の悪化と行ったさまざまな理由で、鉄道の運行がストップすることはしばしば発生します。その際、鉄道会社が行う対策のひとつが、別の鉄道路線を利用する「振替輸送」です。最近では、2021年2月13日に発生した地震の影響で東北新幹線が不通になった際に、振替輸送が実施されました。

このときは、新幹線に交通系ICカードを利用して乗車していた人も振替輸送の対象となり、新幹線の不通区間を在来線で乗り継ぐことができました。また、2月24日に開通後も東北新幹線は臨時ダイヤで運行中のため、特例として「お先にトクだ値」などの割引料金の場合も追加料金なしで乗車変更可能だったのです。

また、東京近郊区間に含まれるJR東日本路線や東京メトロ路線が不通になった場合、同じJR東日本や東京メトロで迂回可能であれば、料金的には問題はありません。というのも、両社の運賃は実際の乗車ルートではなく、もっとも割安なルートで計算される仕組みのため、迂回しても料金が変わらないためです。

他社路線への振替輸送に注意が必要

問題になるのは、首都圏や関西圏など多数の鉄道会社が網の目のように路線を巡らせている場所で不通区間が発生したケースです。こうした場合、不通区間がある鉄道会社から他社路線への振替輸送が認められることが多いのですが、その場合は定期券を除く交通系ICカードは対象外となってしまいます。

例えば、2021年3月2日に東急東横線が渋谷駅~武蔵小杉駅で不通になった際は、東急東横線からJR南武線などへの振替輸送が行われました。しかし、この振替輸送は定期券または紙の切符を持っている人のみが対象で、定期券以外の交通系ICカードではこのサービスは利用できなかったのです。

そこで、あらかじめ不通区間について振替輸送を行うことが分かっている場合、交通系ICカードではなく紙の切符を購入した方が料金が安くなることがあります。先ほどの東急東横線の例でいえば、横浜駅~渋谷駅の切符を東横線経由で購入すれば、東横線~南武線~東海道線~山手線と迂回しても280円で済みます。

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