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ダークWebを体現「Tor」のアングラネット社会

ダークWebで最もポピュラーなものといえば「Tor(トーア)」です。2012年に起きたパソコン遠隔操作事件で使われて大々的に報道されたため、名前を知っている人も多いでしょう。Tor経由でしか閲覧できないサイトがあり、まさにダークWebを体現するような存在です。危険なTorの世界を見ていきましょう。


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ダークWebを体現「Tor」のアングラネット社会

TorにはドラマのようなダークWeb

Torとは、米海軍調査研究所が開発した暗号化通信方式「オニオンルーティング」を用いたソフトの名称。匿名でインターネットに接続できるため、犯罪に悪用されることが多く、爆破予告や殺害予告の書き込みに使われることも…。

Torでしか見られないサイトを「秘匿サービス」といいます。匿名なので、誰が運用しているかも不明。違法なモノを扱っているサイトも多く、まさにドラマで描かれるようなダークWebの世界です。

しかも、専用のまとめWikiにはご丁寧に危険物を扱うサイトのリストが掲載されています。そうしたサイトも、Torがあればアクセス自体はそう難しくありません。秘匿サービスの中で、最もポピュラーなのが薬品系。目を疑う程堂々と販売していて、種類も豊富です。また、アングラではおなじみのオトナ系も充実しています。

TorはまさにダークWebの闇の部分

ちなみに、こうしたサイトでの支払いはクレジットカードではなく、Bitcoinなどの仮想通貨が使われています。アングラサイトの商取引で、匿名性を維持できる仮想通貨が威力を発揮するわけです。

さて、ここに挙げたブラックマーケット以外にも、Torで閲覧できるサイトは他にもあります。匿名掲示板や匿名のラジオ放送、機密情報を公開できる「Wikileaks」などなど。特に匿名掲示板は2ちゃんねるから名称変更した5ちゃんねると違って、完全匿名の書き込みができるため、内容もかなり過激です。

一般人の個人情報を晒すものなど、絶対に表には出せないような話題が公然と書き込まれています。まさにダークWebの闇の部分といえるでしょう。(文/d.hana)

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