タレントにも被害!クレジットカード詐欺の手口
昨今、ネット通販サイトでの支払いはクレジットカードが基本ですし、実店舗の買い物でもカード派が増加中。クレジットカードは現代人の必需品です。しかし、クレジットカードにまつわる犯罪という負の側面が存在するのも事実。タレントも被害に遭ったクレジットカード詐欺の手口を見ていきましょう。

クレジットカード詐欺は番号を生成
クレジットカード詐欺といえば、スキミングによる手口が有名ですが、なんと今から37年前には既に行われていました。「スキマー」と呼ばれるモバイルツールにクレジットカードを通し、磁気情報を盗む手口です。
そして1995年頃には「クレジットカードジェネレーター」が登場し、クレジットカードの番号を自動生成するソフトが流通し始めます。2004年頃にはクレジットカード会社を装ったメールで、番号を不正に入手する詐欺が乱発しました。
これは現在でもかなり横行していて、あまりにも日常的に起こり続けるため、メールを受け取る側も抵抗がついてきていることでしょう。
そして、2009年に登場したのがクレジットカード詐欺の手口が「クレジットマスター」です。クレジットマスターは、クレジットカードジェネレーターとよく似た手口で、ソフトを使い実在するクレジットカード番号を生成するものです。
クレジットカード詐欺の規模は縮小
このクレジットマスターで、2017年10月に被害が出ています。そのターゲットはなんと、元SMAPの中居くん。炭酸水の製造マシンやハロウィングッズ、テーマパークのチケットなど、合計10万円以上が不正に使われたと自身のラジオで告白しました。
中居くんは普段、通販サイトを使用しないため、クレジットカード会社が異変を察知。早急にカードを停止したため、大事には至りませんでした。セキュリティが万全と思われていますが、クレジットカード詐欺は今もなお行われているのです。
何年も前からあるクレジットカード詐欺の手口がなぜ使えてしまうのかというと、クレジットのカードの構造が50年以上前から変わっておらず、古い規格が延々と使われ続けているから。世界中の発行済みのカードをすべて入れ替えるのは物理的に不可能でしょう。
ゆえに、カードの基本構造は変えられません。そのため、現在は古さゆえの脆弱性をソフトなどの運用面でカバー。カード会社は詐欺を防ぐためにさまざまな対策をしており、そのおかげでクレジットカード詐欺の規模が縮小しているのは確かです。
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ラジオライフ編集部

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