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ワンクリック詐欺は無視するのが一番の対策

ワンクリック詐欺による不正請求の舞台は、パソコンからスマホへ移行しています。そもそもスマホをターゲットにしたスマホのワンクリック詐欺が発覚したのは2011年にさかのぼります。ワンクリック詐欺の手口を見ていくとともに、詐欺に遭ったらどうするかの対策も紹介します。ワンクリック詐欺は無視が一番の対策なのです。


ワンクリック詐欺に遭ったらスマホでも無視する

ワンクリック詐欺が無視できなくなる

ワンクリック詐欺の犯罪者は、スマホ用のメールアドレスにスパムメールをまず送信。記載されたリンクをクリックすると、ブラウザが起動してアダルトサイトを表示されます。

ワンクリック詐欺のサイトには利用規約と、同意/不同意のチェックボックスが用意されており、デフォルトでは同意にチェックされています。しかし、不同意であっても動画を再生することは可能です。サイトに登録されると、IPアドレス、ブラウザ情報、会員IDなどが表示されます。加えて3日以内に55,000円を支払うよう要求されるのです。

登録画面を閉じると、運営者側がユーザーの端末データを保存したことを確認する画面が表示。支払い期日、利用期間などを表示した会員ページが与えられます。退会処理も用意されていますが、何度行っても失敗して退会できません。このように、ワンクリック詐欺はクリックしてしまうと、無視したくてもできない状況にするのが手口なのです。

ワンクリック詐欺は無視で問題なし

ただし、そのまま無視して放置しておいても、ワンクリック詐欺は特に問題ナシ。これはユーザー心理を利用した、従来のワンクリック詐欺と同様の手口です。今後さらなる手口の進化も考えられるだけに、スマホの利用時にはワンクリック詐欺に遭わないように注意しましょう。

ワンクリック詐欺に関しては、パソコンでもスマホでも犯罪者側からの執拗な督促があっても無視することが何よりの対策。指定口座への入金や業者への連絡は行ってはいけません。

ワンクリック詐欺の具体例を見ていくと、アダルトサイトにある「20歳以上入口」をクリックしたり、動画の再生ボタンを押すと、「無事登録が完了しました。料金は99,500円になります」などというポップアップ画面が出現するというパターンがよく見られます。

巧妙化するワンクリック詐欺の最新手口と対処法


ワンクリック詐欺の無視はSNSでも同じ

さらに「お客さまの個人情報を登録しました」「期日までに支払いがない場合は債権回収業者に委託します」などの脅し文句が書かれていることもあります。このため、不安に駆られて払ってしまう人も多いようです。

最近は、ワンクリック詐欺にTwitterやLINEなどのSNSが利用されるケースも増えています。「あの人気女優の整形前写真はココ!」などの興味を誘うセリフとともにリンクを書き込み、詐欺サイトへと誘導。URLはSNSの短縮URLサービスが悪用されるため、一見すると危険なサイトかどうかわかりません。

いずれにしても、ワンクリック詐欺の対策は無視が鉄則です。なお、不正アプリによるワンクリック詐欺もあるため、不正なアプリは絶対にインストールしないという心構えも必要でしょう。

ワンクリック詐欺で無視できない状況

不正なアプリに誘導するワンクリック詐欺の手口はまず、スパムメールやQLインジェクションを使った詐欺サイトへの誘導で始まります。そこで不正アプリをインストールすると、架空請求画面が何度にもわたって出現。そのほか、携帯番号とメールアドレスを表示したり、利用料を督促するSMSの送信が行われるのです。

このワンクリック詐欺の事例では、不正アプリのインストール時の権限許可の際に「位置情報」「電話発信」などの項目を許可していたために、不正業者側に電話番号やSMSのアドレスが知られてしまったわけです。こうして、ワンクリック詐欺でアプリをインストールしてしまうと、要求を無視できない状態になります。

アプリをインストールした段階で、ユーザーはさらに追い込まれたことになります。この事態を解消するためには、ユーザー側が電話番号やメールアドレスを変更するしかありません。いずれにしてもワンクリック詐欺は一番最初の無視が大切なのです。


ワンクリック詐欺も無視はアプリも同様

パソコンでのワンクリック詐欺と異なり、スマートフォンの場合は、ユーザーの個人情報が知られる可能性が高い分、危険度は増加。国民生活センターが発表した「スマートフォンに関連する相談」の資料によれば、スマートフォンのデジタルコンテンツに関する相談が前年同月比で5倍以上に急増しています。

スマートフォンを狙ったワンクリック詐欺は今後も増えると考えてよいでしょう。ワンクリック詐欺に関しては、犯罪者側からの執拗な督促があっても無視し、指定口座への入金や業者への連絡は行わないことが何よりの対策です。

また、昨今、流行が指摘されているスマートフォンを舞台にしたワンクリック詐欺の場合、不正なアプリは無視して絶対にインストールしないという心構えが必要でしょう。「提供元不明のアプリをインストールしない」という設定を、事前にスマートフォン側でONにしておけば安心です。

ワンクリック詐欺の無視は複数回にも通用

ワンクリック詐欺に対し、複数回クリックさせる「ツークリック詐欺」「フォークリック詐欺」などと呼ばれる手口も報告されています。メールを用いた会員登録、年齢認証や利用規約の確認というような数ステップを踏んだユーザーに対し、高額の料金が請求されます。

あえて複数回クリックさせるのは、ユーザーに正常な登録手順を踏んでいると錯覚させたり、ワンクリック詐欺を知る人の警戒心を解くため。もちろん請求された料金は支払う必要はないものですが、利用者は4回もクリックした後ろめたさもあり、請求に従ってしまうことが多いといいます。

では、もしワンクリック詐欺や複数回クリック詐欺に引っかかってしまった場合、どうすればいいのか。取るべき行動と対処法を解説します。ワンクリック詐欺であろうと複数回クリック詐欺であろうと無視が基本です。

ワンクリック詐欺ならぬフォークリック詐欺とは


ワンクリック詐欺は無視するのが鉄則

インターネット上の取引に関する法律「電子消費者契約法」では、サイト事業者には、内容や料金といったサービスに関する説明を利用者がはっきりわかるように表示することを義務として定めています。

しかし、ワンクリック詐欺サイトはこれらの義務を全く果たしていません。当然契約は無効。利用者は、料金の支払いはおろかキャンセルの連絡さえする必要はありません。ワンクリック詐欺は無視が鉄則です。

また、ワンクリック詐欺サイトは利用者の「IPアドレス(接続情報)」「プロバイダ」「使用ブラウザ」「パソコンのOS」などを表示し、さもユーザーの個人情報を取得したかのように装います。

ワンクリック詐欺は無視して連絡しない

これに動じてはいけません。これらの情報はWebサイトを閲覧する時にパソコン端末が相手に自動送信している情報をオウム返しのように表示しているだけ。特別な技術が使われているわけではありません。

すなわち、ワンクリック詐欺では個人を特定できる特別な情報が抜かれていないといこと。氏名や住所、電話番号がバレているのでは?などと心配する必要は全くないのです。

むしろ、絶対にやっていけないのは詐欺サイトに連絡すること。そのやり取りで個人情報が奪われてしまう可能性が高いだけでなく、いいカモとしてさらに脅しが続けられてしまいます。とにかくワンクリック詐欺は無視しましょう。


ワンクリック詐欺で無視すべき相談業者

このほか、自動で登録したことにされる「ゼロクリック詐欺」にも気を付けましょう。Googleなどの検索画面から、サイトを開くだけで請求画面が表示される詐欺です。「ノークリック詐欺」とも呼ばれます。

ページを戻っても請求画面を表示する「未払い詐欺」もあります。これは請求に驚いてページを戻ったり、開き直したりしても請求画面がしつこく表示されるというもの。基本的には無視ですが、ブラウザの履歴削除で表示を消すことができます。

ワンクリック詐欺の請求に怯え、情報収集のために「ワンクリック詐欺」で検索する人は多くいるはず。そんな検索結果の最上部にワンクリック詐欺専門の相談業者が表示されますが、実はコレも詐欺です。無視するのが基本です。

ワンクリック詐欺無視と未払い詐欺無視

ワンクリック詐欺の対処法は無視するのがセオリー。にも関わらず「放置してはいけない」などと不安を煽り、被害者をさらに追い詰める非常に卑劣な手口です。相談をもちかけると高額な請求に発展します。

これらのワンクリック詐欺は無視すればいいだけですが「未払い詐欺」のようにページを再表示すると、また請求画面が表示されるというのは気分がよくありません。このような場合は、ブラウザに残された履歴を削除して無視しましょう。

PCの場合はブラウザの設定を開き、履歴項目で「Cookie」にチェックして削除します。スマホの場合、Safariなどのブラウザアプリの設定を開いて、閲覧データを削除すればOKです。

ワンクリック詐欺で何度も出る請求を消す方法

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詐欺事件の黒幕が被害者となるケースもある

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