Amazonで激安の超強力LEDライトの実力は?
昔の豆球を使った懐中電灯と違い、LEDライトはとても明るくて電池も長持ちな上に、球切れの心配もありません。災害時にはとても頼りになるアイテムの1つでしょう。Amazonでは、目がくらむような明るさのLEDライトが信じられないぐらい安く売られていますが、ホントに使えるものなのでしょうか。
Amazonで入手したLEDライトのチップ
LEDライトの性能をアピールする際によく使われるキャッチコピーは「CREE製チップ搭載」「高輝度XM-L」「◯◯ルーメン」などなど。CREE社は、ハイパワーLEDでは世界有数のリーディングカンパニーです。
「XM-L」とはCREEの高出力LEDチップの名称で、3Aで1,040ルーメンという高性能。クルマのヘッドライト(ハロゲン)が約1,100~1,500ルーメンですから、どれだけ強力かは想像できるでしょう。
今回Amazonで約1,300円で購入したLEDライトは、CREE製「高輝度XM-L T6」といううたい文句ながら、普通はチップ周辺にある「CREE」の刻印が、どこを調べても見当たりませんでした。本当にCREEチップが使われているのか、疑わざるを得ません。
LEDライトで950ルーメンの強力発光
Amazonで入手した激安LEDライト(単4形乾電池×3本)は、HIGH・MID・LOW・点滅・SOSパターン点滅と5つの発光モードに加え、ヘッドのスライドで広範囲~スポット照射まで無段階で焦点コントロールが可能。低価格ながらもなかなかの多機能ぶりです。
ただし、明るさはさほどでもありません。そこで、OlightのLEDライト「S2 Baton」と比較してみました。同じ中国企業ながら、OlightはハイレベルなLEDライトメーカーとして有名です。
CREE製「XM-L2 U3」チップ搭載で、2分間の制限があるものの950ルーメンの強力な発光が可能。比べてみれば、激安LEDライトがかなり暗いのが一目瞭然です。明るさに拘らなければ、使えるLEDライトなのは間違いないでしょう。
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isamu
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