壁の向こうの音を聞く方法が千円ちょっとで実現?
コンクリートマイクとは、円柱状の集音マイクを当てて壁の向こうの音を聞くためのスパイグッズ。音声は壁に当たると振動が壁に伝わるため、コンクリートマイクはそれをピックアップして増幅。壁越しの音を音声化して聞けます。そんなコンクリートマイクに千円ちょっとで買える製品が登場。壁の向こうの音を聞く方法は何が違っているのでしょう?

壁の向こうの音を聞く方法に入門機
コンクリートマイクは、コップを当てて壁の向こうの音を聞くという昔ながらのスパイの方法と原理的には変わりません。ただし、コンクリートマイクは専用に開発された電子機器だからこその特徴があります。
コンクリートマイクは、1万円台から購入できる入門機と10万円近くする高級機とでは、性能に大きな違いがあります。とはいえ、壁の向こうの音を集める能力にコンクリートマイクの入門機と高級機とで決定的な差はありません。
コンクリートマイク入門機は、そのまま壁の向こうの音がダイレクトに聞こえます。一方のコンクリートマイク高級機はノイズを低減した音をアンプで強調。その上で音域を強調して壁越しでも目的の音を浮かび上がらせます。コンクリートマイクに対して音源が壁に近いのか遠いのか、テレビの音があるかなど、千差万別の状況から音量と音域の調整でベストな音をピックアップできるのが特徴です。
壁の向こうの音を聞く機器が千円台
そして、COM-SHOTの「FS-WLD100」は実勢価格が1,540円という安価が魅力のコンクリートマイクです。一般的にコンクリートマイクは、コンタクトマイクと本体が別々になっているもの。しかし、このコンクリートマイクは一体型となっています。
まずはコンクリートマイク本体のスイッチをひねって電源をオンしたら、音量も同時に調整。本体底面のコンタクトマイクを壁に押し当てると、空気の振動が伝わって壁の向こうの音が聞けるというわけです。コンクリートマイクの電源はUSB5Vによる充電式となっています。
コンクリートマイクの付属品はミニUSBケーブルとイヤホン。コンクリートマイク本体とイヤホンがあれば使えるシンプルな設計となっています。ミニプラグ付きのステレオコードでコンクリートマイクから聞こえる壁越しの音をICレコーダーに録音することも可能。コンクリートマイクのサイズ/重さは36φ×55H/30gです。
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ラジオライフ編集部

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