盗撮カメラも見つけられる盗聴発見機が5千円!
盗聴器やワイヤレスカメラなどの電波を検知するモードと、GPS発信器やボイスレコーダーの設置に使われる磁石に反応する2つのモードを搭載したデュアルシステムの盗聴発見機を、中華通販サイトの「AliExpress(アリエクスプレス)」で発見。5千円を切る価格で購入できます。さっそく気になる盗聴発見機の性能をテストしてみました。

盗聴発見機が盗撮やGPS監視にも対応
盗撮カメラも見つけられる盗聴発見機「T8000」は、盗聴・盗撮・GPS監視などの調査を1台で完結できるオールインワンな機能が特長といえるでしょう。
AliExpress購入品に付属する取扱説明書は、自動翻訳の日本語で解読にやや手間取りますが、機能自体は至ってシンプルなので、機械モノに詳しくなくても操作可能。自宅や事務所の簡易調査に役立ちそうです。
盗撮カメラも見つけられる盗聴発見機の使い方は、ダイヤルを回して電源を入れるとインジケーターがレベル1を表示。磁石を検知する場合は、ここで磁石検知ボタンを押します。
ダイヤルで感度を調整しながら怪しい場所にアンテナを近づけ、電波を検知すると「ピピピッ」というビープ音とともにインジケーターが反応。磁石を検知した場合は「ピー」という警告音が鳴る仕組みです。
実際に、T8000を電波検知モードにして、399.455MHz(Bch)の盗聴器に近づけると「ピピピッ!」というビープ音とともに、インジケーターが反応。受信感度はなかなか高いようです。
盗聴発見機でワイヤレスカメラを調査
続いて、スマホなどからの遠隔監視が可能なWi-Fi機能付きのワイヤレスカメラを調査。カメラのWi-FiをONにした状態で電波検知モードのT8000を近づけると、こちらもしっかり反応しました。
さらに、磁石検知モードをONにして、磁石に近づくと「ピー」という連続した警告音。ダイヤルで感度を調整できますが、確実に反応させるためにはかなり接近する必要がありそうです。
こういう機器にありがちですが、電波検知モードはWi-Fiの電波などを高感度にキャッチするため、PCやスマホはもちろん、スマートスピーカーやIPカメラといったWi-Fi搭載機器に逐一反応してしまうのが難点です。
実際の盗聴器発見調査での精度を上げるには、T8000の感度をあえて抑えた上で細かく動き回ることがコツとなるでしょう。
受信周波数は1~8000MHzです。電源は3.7Vリチウムバッテリー で、連続稼働時間は15~25時間となります。サイズ/重さは58W×205H×25Dmm/90g、付属品は本体、アンテナ×2、充電用USBケーブル。実勢価格は4,819円です。
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ラジオライフ編集部

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