防犯カメラの映像を伝送する方式は4タイプある
レンズ性能や画質、赤外線撮影といった機能は防犯カメラを設置する上での重要なポイントではあります。しかし、それよりも知っておきたいのが、防犯カメラの映像をHDDレコーダーへ送る伝送方式です。防犯カメラの映像を伝送する4つの方式の特徴を見ていきましょう。

防犯カメラは映像の録画が抑止力
防犯カメラは映像を録画しているからこそ、証拠としての威力を発揮するもの。その存在が侵入盗の抑止力になります。そして、防犯カメラを設置するときにポイントとなるのが録画するHDDレコーダーへ映像を伝送する方式です。
「有線式」は防犯カメラからのびる映像用の配線をHDDレコーダーへ接続して録画するタイプ。安定した動作がメリットである一方で、コンポジット用のコードで長く配線すると画質が落ちるというデメリットもあります。
「無線式」は映像信号を無線LANやWi-Fiの電波で飛ばすタイプ。受信機能を持ったHDDレコーダーに映像は録画されます。映像用の配線が不要なのが最大のメリットです。ただし、防犯カメラ用の電源コードが必要なことは忘れてはいけせん。電波状況によってはノイズが入るのもデメリットでしょう。
防犯カメラ映像をルータ経由で伝送
「ネットワーク式」はインターネット回線を使い、ルータ経由でPCに映像信号を伝送して録画するタイプ。メリットは遠隔監視や操作が可能なことと、システムに拡張性があることです。デメリットはインターネット回線やルータが必要になること。設定をPCから行うネット使用料も発生します。
「SDカード式」は防犯カメラ本体にSDカードを入れて映像を録画するタイプ。カメラ本体にコード自体は付いているので、有線式として使用することもできます。メリットはHDDレコーダーを必要としない点。映像用のコードは不要です。
このタイプの防犯カメラは、SDカードの交換が必要なことがデメリット。高所に設置するとかなりの手間となります。また、防犯カメラ自体やSDカードが盗まれると証拠映像も喪失してしまうこともデメリットです。
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ラジオライフ編集部

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