スパイカメラでいま人気なのはペットボトル型
探偵やスパイが証拠撮りに活用しているアイテムがスパイカメラです。最近のトレンドとしては、“別の何か”にカモフラージュした「擬装カメラ」がどんどん増えています。これは、記録メディアとバッテリーの小型化と同時にC-MOSセンサーなどカメラ部が進化したことによるもの。擬装スパイカメラの進化形を見ていきましょう。

擬装スパイカメラのロングセラー
探偵がターゲットを街中で尾行したり、店内でさりげなく撮影するためには、スパイカメラは手に持っていても自然でなければなりません。そういう意味ではスマホが最も違和感がありませんが、背面にあるメインカメラを相手にさりげなく向けるには相当なテクニックを要します。
そこで、活用されているのが擬装したスパイカメラ。本物そっくりな見た目で、周囲にバレずにターゲットを捕らえます。ボールペン型、帽子型、メガネ型、ネクタイ型、ボタン型など、多くのスパイカメラがリリースされてきました。
そして、ここ数年の擬装スパイカメラのロングセラーが「キーレスエントリー型」。クルマのリモコンキータイプで、スマホや財布と一緒に手に持っていても違和感ありません。店内ではテーブルの上に置いても自然です。
キーレスエントリー型の現行モデルは「ポリスカム PC-300W」(42,120円)。液晶画面が無いのが弱点でしたが、スマホと連携可能になって対応アプリをインストールすればリアルタイムで撮影中の画面を確認できます。
人気のスパイカメラはペットボトル型
各店舗で売り切れとなっているいま人気の擬装スパイカメラが「ペットボトル型」です。某美人国会議員のパジャマ姿を捕らえたスパイカメラとしてワイドショーなどで取り上げられ、当時は大きな話題となりました。その後、各セキュリティグッズショップでも、同タイプのカメラを展開するようになったわけです。
ペットボトル型のスパイカメラは、海外のミネラルウォーター風や清涼飲料風デザインのラベル付きで、実際に中に液体を入れられるのがミソ。手に持っていても自然です。街中の尾行、寝室やリビングに置いての監視などでも力を発揮します。会社のデスクに置いて自分のいない時の様子を監視するという使い方も可能です。
レンズはペットボトルのボディの一部に凹みがあり、そこに専用カメラユニットを装着する仕組み。オリジナルラベルを貼って使用します。価格は10,000~15,000円。microSDカードに録画される画質はフルHDです。
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ラジオライフ編集部

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