交通違反に引っかかりやすい重点取締場所はココ
警視庁で公開されるようになった交通違反の重点取締場所一覧。なかでも、交差点の構造上、どうしても交通違反をおこしやすい場所があります。そこで、警察の重点取締場所一覧のなかでも、交通違反に引っかかりやすい場所をご紹介。交通違反をおこさないよう安全運転を心がけましょう。
交通違反は一時停止をスルーしがち
交通違反の引っかかりやすい場所に、東京都北区の王子三丁目交差点があります。王子三丁目交差点手前にある、首都高王子北口出口。ETCゲートを過ぎるとすぐに点滅信号があるのですが、入り口のETCゲートに重なるため非常に見づらいのです。
また、そのすぐ先にある交差点に気を取られてしまい、点滅信号の一時停止・徐行をスルーしがちに…。点滅信号が見えた時には既に手遅れというケースが頻発するポイントなので注意が必要です。
文京区の白山下交差点も交通違反の注意ポイント。水道橋から千石駅までの間の白山通りには中央分離帯が存在し、Uターン可能エリアが極端に少ない場所です。
大きく開けた交差点がようやく現れたことで慌ててUターンしようとすると、対向車線先に隠れた白バイに捕まります。進路変更禁止エリアは100mほどと非常に長いのも厄介。中央分離帯の木々で標識も見えづらいのも難点です。
2つ目の信号を見落として交通違反
交通違反の引っかかりやすい場所には豊島区の六ツ又交差点も挙げられます。春日通りに合流する側道のカーブエリアに、2か所道路横断帯が存在。2つ目の横断帯はカーブで見落としやすい上、手前の一時停止は「大通りとの合流=速度を上げる」の意識が働き、スルーしがちです。
このエリアの合流で一時停止があるのはここだけ。加えて、手前の交番では明治通り側のドライバーの挙動を取り締まります。
千代田区の須田町交差点も交通違反に注意が必要です。交差点手前の信号を黄色で入ると、約60m先にある信号がほぼ確実に赤になります。
停止しなくてはなりませんが、「中途半端な島で立ち往生したくない」という心理からか、そのまま進んでしまうケースが多発。また「交差点だから信号は1つ」という意識で、2つ目の信号を見落とすパターンもよくあります。「交差点=信号は1つ」とは限らないのです。
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ラジオライフ編集部
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