レーザー式スピード取締り対応のレーダー探知機
アメリカはクルマ社会。巡回しているパトカーも多ければ、レーダー波によりスピード取り締まりも盛んです。ワシントンD.C.やバージニアなど州によっては使用が禁止されているようですが、Amazonでは9バンドに対応したcobraのレーダー探知機「ESD7570」が大人気となっています。実勢価格は約50ドルです。
レーザーに対応したレーダー探知機
このレーダー探知機は10.525GHzのXバンドに対応しているので、日本のレーダー式オービスなどにも使用可能。ただし、それよりも注目すべきはレーザー(向こうでは、ライダー「LIDAR」ともいう)によるスピード測定にも対応している点です。
日本でもジワジワとレーザー式のスピード測定が増え続けています。新型オービスは「固定式・半可搬式・可搬式」の3タイプがありますが、このうち半可搬式と可搬式にはレーザーによるスピード測定を採用しているのです。
このほか、レーザー式のスピード測定装置を搭載したパトカーも登場しています。ちなみに、レーザー式であればレーダー式のスピード測定装置を扱う時に必要な無線の免許が不要。レーザー式のスピード測定が増えている理由でもあります。
レーザー式の取り締まりを警告する
実際のレーダー探知機は、スピード取り締まりの警告をレベル表示とアラームで行う仕様。本体前面には「X/K」「Ka」「L」という表示が並んでいて、スピード取り締まりの種類を表しています。
すなわち、このレーダー探知機はXバンドの10.525GHzとKバンドの24.150GHz、Kaバンドの33.400~36.00GHzのレーダー波をキャッチできるということ。そして「L」の表示がレーザー式取り締まりの警告です。
ただし、アメリカのレーザー式のスピード測定と日本の仕様が同じかどうかは現状では未確認。YouTubeには「ESD 7570」の性能をチェックする動画がいくつかアップされていますが、レーザー波取り締まりは数が少ないのか見当たりませんでした。
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ラジオライフ編集部
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