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警察キャリアとノンキャリアの出世と給料の格差

警察官で階級以外に存在する区分が「キャリア」と「ノンキャリア」と呼ばれるもの。この2つの区分は、警察官になるために受けた試験の違いで決まります。そして、キャリアとノンキャリアには出世と収入に大きな格差があるのです。警察キャリアとノンキャリアで何が違っているのか詳しく見ていきましょう。


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警察キャリアとノンキャリアの出世と給料の格差

キャリア警察官は任官時から警部補

キャリアとは国家公務員総合職試験(旧国家公務員Ⅰ種試験)に合格した警察官を指し、身分は国家公務員。所属も警察庁となり、本部や所轄に派遣されるのは出向の形に近いといえるでしょう。

同じ国家公務員試験でも、一般職試験(旧国家公務員Ⅱ種試験)合格者は「準キャリア」と呼ばれ、これら以外の地方公務員採用者がノンキャリアとなります。

ノンキャリア警察官では、最も出世しても警視長まで。ただし、これは極めてレアなケースで、警視正や警視への出世はよほど優秀で人脈も持っていなければ不可能といえるでしょう。

一方、キャリア警察官は任官時から警部補です。警察大学校での研修を終えるとすぐに一斉に警部に昇進するなど、最初からノンキャリアとは大きな差がつきます。

給料面でもキャリア警察官は倍以上

特に、警視昇任にあたっての差は大きく、ノンキャリア警察官は定員の空きがあって運がよければ昇任できますが、キャリア組は30歳前後で一斉に自動昇進。このことから、警視はキャリアとノンキャリアの壁ともいわれています。

ちなみに、警察組織のうち約30%が巡査で、約30%が巡査部長、約30%が警部補。警部は6%ほどで、警視は約2.5%という構成比になります。警視正と警視長は合わせて0.5%ほどです。

また、警察官の給料はほぼ階級と連動してアップするもの。このため給料面でも、キャリア警察官とノンキャリアでは倍以上の差が出るのです。

なお、ドラマではキャリア警察官が現場で捜査することがありますが、実際に現場に出ることはほぼありません。庁舎内で書類業務や調整業務に追われているのがほとんどなのです。

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