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警察の特殊部隊「SAT」の主力銃器は短機関銃

警察の特殊部隊には「SIT」と「SAT」があります。SITは各警察本部の刑事部に設けられた捜査一課の一部署。主な任務は人質救出と犯人逮捕です。一方、SITと1文字違いのSATの所属は機動隊と同じ警備部。現場の危機的状況を狙撃などで排除することが大前提になります。このため、主力銃器は短機関銃なのです。


警察の特殊部隊「SAT」の主力銃器は短機関銃

SATとSITの任務は決定的に違う

警察の「SAT」の正式な名称は「特殊部隊」。英語表記の「Special Assault Team」から「特殊急襲部隊」とも呼ばれます。SITのように各警察本部には配備されておらず、警視庁、千葉県警、神奈川県警、愛知県警、大阪府警、福岡県警、沖縄県警で編成されています。所属は機動隊と同じ警備部です。

SATとSITは似ているようで決定的に違っています。SITの任務は人質救出と犯人逮捕ですが、SATはテロリストなどのプロの犯罪集団や犯罪組織を相手に立ち向かうことを任務としているのです。

警備部の実行部隊であるため捜査などは行わず、場合によっては説得や交渉を省いた犯人の射殺も可能。SITは犯人の身柄確保が優先ですが、SATは現場の危機的状況を、狙撃などで排除することを大前提としています。

SATは主力は軽量小型な短機関銃

拳銃が主力のSITとは違い、SATの主力銃器は短機関銃。軽量小型なので狭い航空機内や室内での使用に適しています。このほかにも、狙撃用ライフルといった高性能の銃器を装備し、防弾ヘルメットや防弾ベストなどの防具類も充実しているのです。

SATに配備されているドイツ・ヘッケラー&コッホの「MP5」は、世界で最も使用されている短機関銃。100を超える派生型が存在します。日本の警察では、銃床が伸縮する「MP5A5」、伸縮型で消炎制退器を装着した「MP5F」、減音器を装着した「MP5SD6」、銃床がなく銃身の短い「MP5K」が確認されています。

豊和工業が開発した100%国産の自動小銃「自衛隊89式小銃 折曲銃床式」もSATに配備。日本人の体格に合ったサイズで扱いやすいことが特徴です。

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