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警察発表の元となる広報文は何が書かれている?

警察は記者クラブにのみ、事件・事故の情報提供を行っています。その窓口となるのが警察本部の総務部もしくは警務部の広報担当部署。具体的には「広報文」と呼ばれるペーパーを参照しながら記者の取材を受けるのです。事件などにおける警察発表のベースとなる広報文には何が書かれているのでしょうか。


警察発表の元となる広報文は何が書かれている?

警察の広報文は記者クラブに提供

警察の広報担当は、秘匿性の高い警察組織で唯一、外向けの“窓口業務”を引き受けています。名称は広報課、広報室、広聴広報課など場所によってさまざまです。ちなみに本部部署の広報担当は、ナンバー2である次長、署単位では副署長です。

事件の情報に限っては、大手マスコミが加盟する記者クラブにだけ提供するのが慣例。実際に事案が発生すると、広報担当は事件の担当部署と共同して概要をA4サイズの広報文にまとめて記者クラブに提供します。次いで、担当部署の次長もしくは副署長が、記者たちの個別取材に応じるケースが多いようです。

ここで、警察広報文について記載されている項目や内容を解説しましょう。広報文右上の日付の下に入るクレジットは、事案を担当する部署もしくは警察署になります。複数表記されていれば合同捜査です。重大事件や広域にわたる窃盗事件の場合などに多い記述になります。

広報文で逮捕場所が警察署のケース

警察広報文のタイトルは「○○の逮捕について」などと記載。同じ容疑者の余罪や関連する犯罪の続報は「第2報」「第3報」として発表されます。

そして、警察広報文にまず記載されるのが「逮捕月日・場所・罪名・種別」です。逮捕場所が警察署になるケースは余罪で再逮捕されたか、任意同行された後に署内で自白して逮捕されたケースが多いようです。

続いて記載されるのが「被疑者情報」。逮捕された人物の住所、職業、氏名、生年月日が表記されます。県警によっては詳細な住所や生年月日を載せません。ただし、記載していなくても、広報担当者が口頭で読み上げてくれる場合もあります。

さらには「被害者情報」の記載です。犯罪の被害者の住所、職業、氏名、生年月日を表記します。被疑者同様、人権の観点から広報文に記載しない県警もあります。そして、最後は「事案の概要」です。被疑者の罪に問われている行為を日時などとともに具体的に記載。容疑の認否を記載する場合もあります。

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