「レーザー式」オービスに特化した探知機が登場
移動式の新型オービスの登場によって、新たな速度取り締まりへの対応が求められるようになっています。移動式の新型オービスは神出鬼没なうえに「レーザー式」の速度測定を採用。既存のGPSレーダー探知機では対応できません。そんな中、レーザー式オービスに特化した探知機が登場しました。
レーザー式オービスの受信に特化した
かつての速度取り締まりは、Hシステムをはじめとする「レーダー式」が主流。初期のレーダー探知機は文字通り、オービスが発するレーダーを受信してドライバーに注意を促すものでした。
しかし、2000年代になると電波を発しない「ループコイル式」のLHシステムが増加。このため、マップ上に登録されたオービスの位置情報を元に警告を行うGPS併用タイプのレーダー探知機が主流になったのです。
そして近年は、移動式の新型オービスが登場。従来のレーダー探知機では探知できない「レーザー式」による取り締まりが本格化しています。
セルスター工業の「AL-01」は、レーザー式オービスの受信に特化したモデル。シガーソケットに電源を挿し、ダッシュボードに設置するだけで、本機単体で使えるのが大きな特徴といえます。
レーザー式オービスを高い確率で識別
オービスのレーザーをキャッチすると、AL-01は音声とLEDで警告。レーザー光の受信レベルを強・弱の2段階で判定するので、オービスの距離感を把握できます。独自の判定アルゴリズムを搭載しているので、誤報となりやすい赤外線やレーザー光を使用した機器などとオービスとを高い確率で識別可能です。
既存のレーダー探知機に接続もできるので、レーザー非対応モデルをレーザー対応モデルに“アップグレード”することが可能。従来モデルを使用しているユーザーにもオススメです。
レーザー式オービスに特化した探知機のサイズ/重さは、41WX26H×37.5Dmm/20gとコンパクトな設計。実勢価格は7678円です。
■「オービス」おすすめ記事
オービスが作動する速度違反は何キロオーバー?
オービス検知アプリは新型オービスにもすぐ対応
オービスの種類と特徴はしっかり頭に入れておく
LHシステムは全国的に配備が進むオービスの主流
新型オービスの登場で変わる速度取り締まり対策
Nシステムは通行車両のナンバープレートを撮影
■「速度取締り」おすすめ記事
白バイ隊員がそっと教えるスピード違反の交渉術
速度違反で15km/h未満で捕まる可能性はほぼゼロ
スピード違反のネズミ捕りを察知する5つの方法
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 可搬式オービスの速度違反は15km/h未満は無視? - 2024年11月22日
- Catchyは仕事も私生活も役立つ文章生成サービス - 2024年11月21日
- NHKメッセージ消去の裏技「録画」が通用する理由 - 2024年11月21日
- 譲渡されたテレビのB-CASカードは申請が必要? - 2024年11月21日
- エンタメ制限突破に使えるVPNサービスはどこ? - 2024年11月20日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
高速道路の120km/h区間でオービスが光る速度
スピード違反でオービスで捕まるのはレアだった
ループコイル式オービスでの無罪判決は1件のみ
レーザー式オービスのバリエーションが増加中
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]