ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

免許取り消しの点数で「引かれる」は大間違い

免停や免許取り消しといった言葉を耳にしますが、具体的にはどのような違いがあるのでしょう? 免停こと免許停止は単純に免許が停止するだけですが、免許取り消しは免許の再取得が必要。しかも、免許取り消し期間は免許を取得できないということです。そして、こうした免許取り消しに密接に関わるのが免許の点数です。じつは免許取り消しの点数は「引かれる」ものではないのでした。


免許取り消し「点数が引かれる」は間違い

免許取り消しの点数は前歴で違う

よく違反すると免許取り消しの点数が「引かれる」といいますが、実際は免許取り消しの点数は持ち点数ではなく、もともとは0点。違反すると免許取り消しの点数は加点されていく仕組みです。

そもそも免許取り消しの点数は、運転免許の停止や取り消しといった行政処分を行うための制度。交通違反を犯した場合は免許取り消しの点数とは別に、基本的に刑事処分を受けることになります。

行政処分を行うための免許取り消しの点数は、交通事故や交通違反を繰り返すドライバーは危険性が高いとして排除しようというシステム。具体的に免許取り消しの点数は、累積点数と3年以内の行政処分の前歴によって、免許停止や免許取り消しといった行政処分が下されます。

例えば、前歴なしの人が一般道を30キロ以上超過で捕まり6点の点数が加点されると、30日の免許停止。3年以内の前歴が一度ある人なら同じ違反でも停止90日となります。

免許取り消しの行政処分表

免許取り消しの点数になると再取得

免許取り消しの点数は、3年以内に前歴がない場合でも、累積点数が15点まで加算されると免許取り消し。免許停止の場合は、停止処分が過ぎてしまえばまた運転ができます。しかし、免許取り消しの場合は免許を再取得しなければなりません。

免許停止の場合は、停止処分者講習に通えば軽減されることが多いもの。それが過ぎてしまえばまた運転ができます。しかし、免許取り消しの点数の場合は免許を再取得しなければなりません。

免許取り消しの点数で免許を取り上げられる期間を「欠格期間」といい、その間は免許を取得できないということになります。ただし、仮免許は欠格期間内でも取得可能です。

また、免許取り消しの点数になると、取消処分者講習を2日間31,850円払って受けなくてはなりません。いずれにしても、免許取り消しになるような点数の違反をしないよう注意。免許取り消しになるの累積点数もしっかり意識しましょう。


免許取り消しの点数とは別に刑事処分

免許取り消しなど免許の点数による行政処分とは別に科されるのが、罰金などの刑事処分です。ただし、すべての交通違反で刑事処分を受けるわけではありません。軽微な交通違反であれば反則金を支払えば行政処分だけで手続きが終わります。

刑事処分になるか行政処分だけで済むかは、違反キップの色が分かれ道。青キップなら反則金を支払えば手続きは終了となりますが、赤キップの交通違反は罰金や懲役刑を受けることになるわけです。

例えば、一般道で時速15キロ以上20キロ未満のスピード違反をした場合、軽微な交通違反となるため刑事処分でなく、行政処分として反則金12,000円を支払います。そして、行政処分のための制度として免許取り消しの点数が1点累積するのです。

■「免許の点数」おすすめ記事
交通違反の点数は減点ではなく加点するシステム
交通違反キップをサイン拒否したらどうなる?
交通違反の赤キップと青キップの違いとは?

■「交通違反」おすすめ記事
交通違反で白バイ隊員に狙われやすい信号とは?
交通違反の取り締まりが月末に多い理由はノルマ
駐車禁止違反は苦手!?注意だけの警察官が増加中
駐車禁止を警察が取り締まれない「植え込み」
駐禁をとられても警察に出頭する必要はない

The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

この記事にコメントする

この記事をシェアする



あわせて読みたい記事