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クラウンパトカーの時代が当分は続きそうな理由

2021年は、パトカーマニアにとっては注目の年でもありました。というのも、パトカーの代名詞ともいえるクラウンが大幅モデルチェンジを行った時期から、パトカーに新型クラウンが採用されるとすれば今年からと考えられていたためです。結果的に、今年秋から新型クラウンパトカーの配備が始まり、パトカー=クラウンの時代は当分続きそうです。


クラウンパトカーの時代が当分は続きそうな理由

220系クラウンのパトカー採用時期

2021年の動向をパトカーマニアが注目していたのは、前年の2020年に市販車のトヨタ・クラウンがマイナーチェンジを行ったためでした。市販車のクラウンは、2018年から220系へとフルモデルチェンジが行われましたが、警察用のパトカーにはマイナーチェンジ後のクラウンから採用することが多かったためです。

日本の警察で使われるパトカーの主力は、街中でさまざまな犯罪の捜査や取り締まりを行う「無線警ら車」と、交通違反の取り締まりを担当する「交通取締用四輪車」の2種類に分けられます。無線警ら車と交通取締用四輪車では求められる走行性能が異なるものの、警察庁はいずれもトヨタ・クラウンを採用し続けてきました。

パトカーの発注は、まず警察庁が国費分としてある程度の台数を一括購入。不足分については各都道府県警が追加購入するという仕組みになっています。この国費分に関しては入札が行われるものの、ここ数年間トヨタ自動車が連続で落札しているのです。なお、ワゴン車という別枠で日産・セレナの採用例もあります。

220系クラウンの2L車がパトカーに採用

警察庁がクラウンばかりを購入し続ける理由は公開されていません。しかし、警察庁が決めるパトカーの仕様自体がクラウンを意識した内容となっているほか、トヨタ側もクラウンベースのパトカー専用モデルを用意する力の入れようで、結果的にクラウン有利な状況が続いているのです。

とはいえ、2021年初め頃は「クラウンはパトカーに採用されないのでは」といった情報も飛び交っていました。その理由として「220系クラウンのガソリン車には2Lモデルしかない」「トランクサイズが220系は小さい」など、パトカーの仕様を満たさない点が挙げられていました。

ところが、結果的には無線警ら車・交通取締用四輪車ともクラウンが採用されたことが判明。9月以降、各地でクラウンパトカーの納車が目撃されています。グレードに関しては、無線警ら車の2WD車と交通取締用四輪車が2Lターボ、無線警ら車の4WD車は2.5Lハイブリッドが選ばれた模様です。

ちなみに、これまでパトカーのエンジン排気量は無線警ら車が2.5L級以上、交通取締用四輪車は3L級以上とされていました。今回、220系クラウンの2L車がパトカーに採用できたのは警察庁が仕様を変更したためです。警察庁がそこまでクラウンにこだわり続けることから、今後もパトカーの主力車種はクラウンの時代が続きそうです。

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

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