Androidで確認しておくべきセキュリティ設定
AndroidOSは自由度が高いため、多様なツールが開発されています。このため、Androidスマホはセキュリティホールを突かれないよう、端末の設定を見直す必要があるのです。情報流出やスマホの紛失に備えて、Androidで確認しておくべきセキュリティ設定について見ていきましょう。

Androidセキュリティとプライバシー
スリープモードにした際に端末をロックするのが「画面のロック」。他者にスマホを不正利用される危険がぐっと下がるので、必ず「PIN」か「パターン」を設定しておきましょう。
設定画面の「セキュリティとプライバシー」→「画面ロックとパスワード」を開き、「画面のロック」を選択。ここでロックのタイプを選びます。解除が楽な「PIN」「パターン」か、解読が難しい「パスワード」のいずれかで設定しましょう。
指紋や顔認証対応のAndroidスマホなら、これらを利用しない手はありません。セキュリティが格段にアップします。
Android端末には、iPhoneと同じように、スマホを他の端末やPCから探せる「デバイスを探す」機能があります。これを有効にしておくと、スマホを紛失しても遠隔ロックができるため、スマホに入っている情報の流出を防げるのです。
デバイスを探すでスマホの位置を表示
Androidで「デバイスを探す」を有効化するには、設定画面の「セキュリティとプライバシー」→「デバイスを探す」をタップ。デバイスを探す機能をオンにしておけば設定完了です。
できることとしては、マップに現在地を表示、最大音量で5分鳴らす、スマホをロックする、データ消去を行う、デバイスに通知を送信などがあります。
実際に、PCから紛失したスマホを遠隔ロックする手順を確認しておきましょう。PCのブラウザでGoogleの「デバイスを探す」にアクセスすると、Androidスマホの場所を地図上で確認できます。
ここで「端末を保護」を選ぶとスマホを遠隔ロックし、スマホを拾った人にメッセージを送れるというわけです。