iPhoneの裏ワザはキャリアごとに違っていた
iPhoneには伝統的に受け継がれている裏ワザがあります。もちろん最新のiPhone6でも健在なその裏ワザとは、隠しコマンドで起動するフィールドテストモードです。そして、この裏ワザでわかる使用周波数帯は、キャリアごとに数字の意味が違っています。詳しく見ていきましょう。

iPhoneの裏ワザは電話アプリで起動
iPhoneの裏ワザは、電話アプリで「*3001#12345#*」と打ち込みます。すると、フィールドテストモードが起動するのです。
家電でいうサービスマンモードにあたるこのモードでは、代表的なものとして電波強度の数値化が可能。発着信の設定などに関するコマンドは、キャリアによって可/不可があります。
実際に電話アプリで隠しコマンドを打ち込むと、フィールドテストモードが起動。アンテナの表示が数値化します。SIMカードの情報、インターネットの接続状態などを確認可能です。
iPhoneの裏ワザはキャリアで違う
アンテナ表示の数値の単位は「dBm」で、電波の強さを表示。マイナスの小さい方が電波が強いということですが、数値はキャリアによって異なります。auの場合、最高が-45、最低が-110(圏外)だとか。
また、「Serving Cell Info」>「FreqBand Indicator」の値に注目。どのLTE網に接続しているかがわかります。ちなみに、NTTドコモなら「1」が2.1GHzの従来版LTEで「19」が800MHz帯のプラチナバンド。auなら「1」が2.1GHzの4GLTEで「18」が800MHz帯、「41」が2.5GHzのTDD-LTEになります。
ソフトバンクの場合は「1」が2.1GHzの従来版LTEで「3」がイーモバイルのLTE・1.7GHz、「8」が900MHz帯のプラチナバンドです。
iPhoneの裏ワザの数字表示が変更
なお、iOS10まではフィールドテストモードに入ると、画面の上にある電波強度が数値化され、電波強度を数字でより詳しく知ることができました。しかし、iOS11からは電波強度の数字表示には対応しなくなったようです。
ちなみに、iPhoneの裏ワザで表示されていた従来までの電波強度の数字を知りたい時は「Serving Cell Measurements」をタップ。「Average RSRP」に電波強度が表示されています。
Android端末でも、特定の数字と記号を打ち込むことでテストモードに入ることが可能。Androidの裏ワザも、電話アプリを立ち上げて入力します。「*#*#4636#*#*」と入力すればテストモードに遷移するのです。
画面には「テスト中」という表示とともに、メニューがいくつか表示されているはず。端末によって表示されるメニューに違いがあるようです。「使用統計情報」や「Wi-Fi information」などで使用時間やログが確認できます。
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