匿名スマホにプリペイドSIM入手でLINEも登録可

海外のプリペイドSIMを使う場合、基本的には開通手続きが必要。しかし「TravelSIM」なら、SIMカードを挿せばすぐに使用可能です。LINEも登録できる完全匿名スマホの作り方は、このプリペイドSIMを入手。ただし、プリペイドSIMを入手した匿名スマホでLINE（ライン）を登録するときには、ちょとしたポイントがあるのです。

匿名スマホのプリペイドSIMに電話番号

海外のプリペイドSIM「TravelSIM」は電話番号がはじめから付いているため、面倒な手続きは必要なし。つまり、名前や住所といった一切の個人情報を登録せずに、匿名スマホとして利用できることになるのです。

しかも匿名スマホのプリペイドSIMには10ユーロ分チャージ済み。プリペイドSIMの匿名スマホはデータ通信も可能で、この電話番号でもLINEの登録は何も難しくなくスムーズに行えました。

実際の匿名スマホにするプリペイドSIMの設定方法は、まず電源オフの状態でSIMカードをセット。電源をオンにしてアプリ「smart callback」をGooglePlayからインストールすれば、プリペイドSIMの匿名スマホとして通話ができます。プリペイドSIMの匿名スマホで日本に電話をかける場合は「+81」のあとに080は「80」と、最初の「0」を省略して入力してください。

匿名スマホのプリペイドSIMでLINE登録

プリペイドSIMの匿名スマホによるLINEの登録方法は、LINEアプリをインストールしたら国名と電話番号を入力。プリペイドSIMの匿名スマホのLINE登録では国名は「ESTONIA」を選択するのがポイントです。

さらにプリペイドSIMの匿名スマホにSMSで届いた認証番号や名前などを登録しますが、メールアドレスなどは登録しないでOK。これですんなりプリペイドSIMの匿名スマホでLINEメッセージが送れました。

プリペイドSIMの匿名スマホのために入手するTravelSIMは実勢価格7,000円で月額固定費は0円。入手先は同社のサイトを参照してください。

匿名スマホのプリペイドSIMの規制が厳しい

このように匿名スマホはこれまで、SIMフリースマホと海外旅行用プリペイドSIMカードの組み合わせが主流でした。しかし、海外用プリペイドSIMカードは規制が年々厳しくなっていて、完全に匿名スマホは作り方が難しくなっています。

今回は、4枚の海外用プリペイドSIMカードをAmazonで購入して、匿名スマホが可能かを検証してみました。匿名スマホを検証したプリペイドSIMカードは「AIS SIM wise SIM版」「AIR SIM」「オーストラリアSIMカードOptus」「SIM for Europe」です。

プリペイドSIM「AIS SIM wise SIM版」は、日本国内で匿名スマホとしてアクティベートできませんでした。プリペイドSIM利用時はパスポートナンバーが必須なようですが、Amazon販売品は到着後すぐに使えるように販売メーカーが事前にアクティベートしているようです。Amazonを匿名で利用できて、現地に行けばプリペイドSIMの匿名スマホになるかもしれません。プリペイドSIMのデータ容量は8日間使い放題、実勢価格は458円です。