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アイコムIC-R6のレビューが高い理由は電池の持ちだった

アイコムのテンキーレス受信機「IC-R6」はユーザーレビューの評価の高いハンディ受信機として知られています。ユーザーが受信機に求める基本性能は、受信感度、電池の持続性、スキャンやサーチの速さです。この3点を、すべて高いレベルでクリアするのがIC-R6。IC-R6の使い方をリポートを紹介します。


IC-R6のユーザー評価が高い理由は電池の持ち


アイコムIC-R6の受信感度はフラット

アイコムのIC-R6の受信感度は全般にフラットで、高い感度を有しています。IC-R6には特に問題となるような周波数帯は存在していません。

地下鉄が運用する誘導無線の周波数帯は、受信可能な範囲のエッジ近くのため感度が悪くなるのが普通。しかし、IC-R6はバンドエッジでの感度低下が少ないのも評価すべきポイントです。

一方でIC-R6の使い方で外部アンテナを接続した場合は、ちょっと状況が変わります。IC-R6に外部アンテナに接続する使い方をすると混変調やイメージ受信と思われる、いわゆる不正な受信が発生しやすくなります。もっとも、この現象はIC-R6でUHF帯エアーバンドをサーチしないと気が付かないレベルではありますが…。


IC-R6のレビュー評価が高い電池

電池の持続性が犠牲になっていない点もIC-R6のユーザーレビュー評価が高い理由となっています。IC-R6が高速のスキャン&サーチを実行しつつも、消費電流を抑えているということは、電子回路的には矛盾する部分です。

特にIC-R6のようなテンキーレスモデルの場合、コストダウンの命題も大きくのしかかります。IC-R6のように演算速度が速く、かつ消費電流の少ないCPUを搭載することは、製造メーカーであるアイコムにはコスト的に厳しいはずです。

しかし、IC-R6はその難問も見事にクリアして、高速スキャンを実現させつつも低燃費を確保したのです。先代モデルであるIC-R5の弱点とされた燃費の悪さを、新モデルIC-R6で見事に克服したアイコムはさすがです。

基本性能という意味では、IC-R6は内部発振が少ない点も好感が持てます。特殊な機能を求めずに機能は必要なものだけで充分。受信機本来の基本性能の高さを重視する使い方をするのであれば、IC-R6は“買い”です。

■「アイコムIC-R6」おすすめ記事
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ラジオライフ編集部

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