ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

BS再編で仕組まれた「イラネッチケー」対策とは

NHKを受信できる設備を設置した者は、NHKと受信契約を結ばなければならないというのが放送法第64条。NHKはこの規定を元に受信料の徴収を求めてきます。そこで、テレビとアンテナの間に入れるだけで物理的にNHKが視聴できなくするフィルターが「イラネッチケー(iranehk)」です。


BS再編で仕組まれた「イラネッチケー」対策とは

イラネッチケーでNHKが受信できない

「イラネッチケー(iranehk)」は、テレビのアンテナ入力端子とアンテナの同軸ケーブルの間にセットするだけで、NHKの電波が入らなくなるフィルター。英字表記である「iranehk」は「いらねー(irane)」と「NHK」を合体させた造語です。

このフィルターをテレビの端子に溶接したり、天井裏の分配器に設置するなど“簡単には取り外せない”状態だと、「NHKを受信できる設備」から除外される可能性があるようで、これまで2千本余りのイラネッチケーが売れているといいます。

現在、入手できるイラネッチケーは関東広域圏向け地上波用(総合とEテレ)と、全国共通のBS用(BS-3、15ch用)の2種類です。このうちBS用は、これまでBS-15chのみでNHK BS1とNHK BSプレミアムの両方を受信カットできていました。

BS再編に密かなイラネッチケー対策

しかし、2018年春に行われたBS再編により、1本では受信カットできなくなってしまったのです。BS再編は2018年12月から始まる新4K8K衛星放送用に周波数を確保するために、既存の2K放送の帯域を削減。さらに、チャンネル変更も実施されました。

BSデジタルは、1チャンネルあたり2~3ch分のHD番組を放送可能です。以前は、BS-15ch(NHK BS1とNHK BSプレミアムが利用)だったものが、再編後はBS-3ch(NHK BSプレミアム・WOWOWプライム・ディズニーチャンネルが利用)と、BS-15ch(NHK BS 1・スターチャンネル2・スターチャンネル3が利用)といった具合に、NHKの割当てが他番組との共同利用となりました。

このため、BS-3chをカットすると、NHK BSプレミアムに加えてWOWOWプライムやディズニーチャンネルが、BS-15chをカットするとNHK BS 1・スターチャンネル2・スターチャンネル3が視聴できなくなってしまいます。このため、BS再編の裏でイラネッチケー対策が密かに盛り込まれたといわれているのです。

■「イラネッチケー」おすすめ記事
BS再編で行われた「イラネッチケー潰し」とは
NHK裁判で争点となる「イラネッチケー」とは?

■「NHK」おすすめ記事
NHK受信料裁判に勝利した受信フィルターの中身
一般家庭で「NHK受信料」合法的に安くする方法
NHKの受信契約を解約できる条件と手続き方法
NHK集金人の強引な勧誘に遭った時の対応事例
高いといわれるNHK職員の平均年収はいくらだ?
NHK受信料未払いに「罰則規定がない」の意味は?
NHK受信料の滞納分が「時効」になるのは何年?

The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

この記事にコメントする

この記事をシェアする



あわせて読みたい記事