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電力会社系クレジットカードを徹底比較した結果

いまや百貨店やショッピングモールだけでなく、高速道路会社や鉄道会社といった公共インフラにかかわる会社も提携クレジットカードを発行する時代。電力会社もその例外ではなく、東北電力・東京電力・関西電力がカードを発行中。そのおトク度はどの程度なのか、電気料金を中心に比較してみます。


電力会社系クレジットカードを徹底比較した結果

電力会社10社のうち3社がカード発行

ひとくちに電力会社といっても、電力自由化により発電や小売など電力事業に何らかの形で関わる会社は1000社近くあり、「楽天でんき」のように、楽天カードとセットで契約するとおトクなパターンもあります。

しかし、今回は東京電力など、グループ内に送電会社を持つ大手電力会社系列のクレジットカードのみを扱うことにしました。

送電事業を行っている電力会社は、北は北海道電力から南は沖縄電力まで全10社が存在。このうち、提携クレジットカードを発行しているのは東北電力・東京電力・関西電力の3社です。東北電力はイオンカード、東京電力はDCカード、関西電力は三井住友カードとそれぞれ提携しています。

東京電力の「TEPCOカード」は、グループの電力小売会社、東京電力エナジーパートナーへの支払い分について、通常のDCカードが1000円につき5ポイント(1ポイント1円)のところが最大5倍になるというもの。同社は電力のほかガスの小売事業も行っていて、こちらもポイントアップの対象です。

TEPCOカードは光熱費が高い人ほど有利

ポイントアップ率は、東京電力の利用料金・カード全体の利用金額で決まる仕組みですが、対象は光熱費のみ。例えば、ワンルームマンションに一人暮らしで、家にいるのは夜だけといった暮らしでは、ガス料金も含めた光熱費は月1万円程度で済んでしまい、年間のポイントアップは2000ポイント程度です。

逆に、郊外の戸建て住宅に4人家族で住み全部屋へエアコンを設置。さらに、夫婦ともEVで毎日通勤するといった生活であれば、電力料金だけで月5万円を超える可能性も出てきます。月5万円であれば、年間ポイントアップ分を計算すると12000ポイントとなるため、TEPCOカードは十分お得といえるでしょう。

東北電力カードは電子マネー「WAON」と一体型のイオンカードとなっています。そして、元々東北電力が行っているポイントプログラム「よりそうeポイント」のポイント交換率について、WAONへ交換する際には通常1ポイント=1円のところが1ポイント=2円と2倍にアップする仕組みです。


関西電力のカードにはメリットなし

よりそうeポイントは、Web利用明細に切り替えると毎月50ポイント、クレジットカード支払いにすると毎月25ポイントといった具合に、東北電力の利用金額と無関係に貯まっていくものがほとんど。そのため、電力利用が少ない人にもメリットが大きいカードといえます。

また、関西電力の「はぴeVISAカード」は、ショッピングで貯まるポイントが、関西電力のポイントプログラム「はぴeポイント」になるというもの。ショッピング時のポイントは、1000円につき5ポイント(1ポイント1円)と、他の三井住友カードで貯まる「Vポイント」と還元率は同じです。

はぴeVISAカードのポイント還元率0.5%は、クレジットカードとしては標準的とはいえ、高い方ではありません。また、関西電力の利用で貯まる「はぴeポイント」側にも、はぴeVISAカード利用でのメリットはナシ。dカードなどポイント還元率が1%以上となるカードを利用した方がお得といえるでしょう。

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