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航空会社系クレジットカードの国内線利用は損?

10月から東京都もGoToトラベルキャンペーン対象となることが決まり、国内に限れば旅行に出かける人が戻りつつあります。そこで気になるのが、飛行機利用でマイルが貯まりやすい航空会社系クレジットカードです。もともと海外旅行に強いイメージの強い航空会社系クレジットカードは、国内線利用でもお得なのでしょうか?


航空会社系クレジットカードの国内線利用は損?

航空会社系クレジットカードとマイル

国内の大手航空2社のJAL・ANAは、ともにさまざまなクレジットカード会社との提携カードを発行しています。カード会社側としても航空会社との提携は魅力的なため、VISA・MasterCard・JCB・AMEX・ダイナースといった5大国際ブランドのすべてから選ぶことが可能です。

航空会社系カードのメリットは、マイレージサービスのポイントが貯まりやすいこと。マイレージサービスは、航空料金の決定に使われてきた路線距離「マイレージ」を使い、利用した航空便のマイレージに応じてポイント(マイル)が貯まる仕組みで、各種ポイントプログラムのさきがけとなったサービスです。

JALカードやANAカードを利用すると、通常は航空機利用でしか貯まらないマイルがショッピング利用でも貯まるようになります。ショッピングでのマイル還元率は、一般カードの場合それぞれ「200円=1マイル」ですが、貯まったマイルは航空券に変えることで還元率が大幅にアップするのです。

国内線のマイル利用はメリットが薄い

この還元率は、国内線より国際線、さらに国際線でもエコノミークラスよりビジネス・ファーストクラスの航空券に交換する方がよりお得になる仕組み。とくに、割引運賃がほぼ存在しないファーストクラス航空券への交換がレート的に一番有利なのです。

例えばJALの場合、東京~ヨーロッパのファーストクラス航空券は往復16万マイルで交換可能で、同じ航空券を購入した場合の価格は約170万円です。つまり、1マイルあたりの価値は10円以上になります。

一方、国内線航空券への交換では東京~札幌間の往復が1万5000ポイントで、もっとも高い普通往復運賃の約7万1000円で計算しても1ポイント約4.7円と価値は国際線の半額以下。格安航空会社を利用すれば、時期により東京~札幌を1万円以下で往復できることもあり、国内線でのマイル活用メリットは薄いといえます。


航空会社の上級会員カードは死守する

貯まったマイルを国際線航空券へ交換することでお得になる航空会社系カードは、海外渡航が規制されている現在はメリットを生かしづらい状況です。ただし、例外的にカードを持ち続けるメリットが上回るケースもあります。それは、航空便を数多く利用した人だけが発行できる上級会員カードです。

これらのカードには、航空会社のラウンジ利用や優先チェックイン、国際線でのアップグレードなど、とくに国際線を利用する際に快適な特典が付属。この発行資格を手に入れるためだけに、100万円近くかけて短期間に航空便へ何度も乗りまくる「マイル修行僧」と呼ばれる人も存在します。

そして、上級会員カードを一旦退会してしまうと、再発行するためには入会資格のために一から航空便へ乗り直す必要があるのです。現在はそのメリットを活用しづらい上級会員カードですが、海外渡航の制限が緩和されたときに備え維持し続けた方がよいといえるでしょう。

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