コンビニ各社の「カッパ」最もお買い得はどこ?
しょせんはコンビニ製…と侮るなかれ。100均のカッパとは、クオリティがひと味もふた味も違います。コート内のムレを防ぐベンチレーションが設けられていたり、繰り返し使うための収納ポーチが付属するのです。コンビニ各社のカッパを、180cmガッチリ体型のモデルが「最も大きいサイズ」の製品を実際に着てチェックしてみました。

コンビニ各社のカッパ生地は合格点
コンビニのカッパは、生地の丈夫さでは各社共通で合格点。今回は「どうせ買うなら高性能」をテーマに、お買い得度を発表しましょう。突然の雨で雨宿りする際、向かうコンビニが変わるかもしれません。
セブン-イレブンのカッパは、比較的どっしりした質感で、裾回りなどの接着具合もていねいで完璧な仕上がり。首の後ろ部分に反射板が付き、夜の移動でも安心です。その下には体の湿気を逃がす通気窓が開いています。
カッパと同じ素材でできたパッケージは、収納ポーチとして利用できて、1度買えば長い付き合いになること間違ありません。ポーチ自体にはレインコートのたたみ方が親切に描かれています。価格は609円。お買い得度は星3つです。
ローソンのカッパの生地はザラザラした質感で硬く、引っ張りにかなり強い印象。山の中を歩くシチュエーションでも、枝に引っかかっての破損が起こりづらいでしょう。
フードを縛るヒモのほか、通気窓には山型のメッシュを配置。収納ポーチはゆったり目の巾着タイプで、カッパを雑に入れても余裕があります。価格は600円。お買い得度は星3つです。
大手コンビニのカッパの中で最安値
ファミリーマートのカッパは、ベンチレーションはおろか、ヒモ付きフードもなし。他のコンビニとは同じ機能を求めるなら物足りませんが、カッパ自体の性能は合格点をクリアしています。
また、胴回りがゆったり目なので、カッパの中にバッグを背負っていても余裕です。価格は550円。お買い得度は星2つです。
ミニストップのカッパは、外気に触れる部分が滑らかに加工してあり、表面に雨のしずくが留まりにくい仕様。ヒモ付きフードで、風でめくり上がることも防止できます。
通気窓にはだ円型のメッシュが入り、接着の熱処理も念入りにされていました。少々、乱暴に扱っても大丈夫でしょう。523円という価格は、大手コンビニのカッパの中で最安値。お買い得度は星2つです。