イオンで使うとイオンカードよりお得なカード?
バブルの時代、日本最大のスーパーチェーンだったダイエーの店舗で盛んに勧誘が行われていたのが系列のクレジットカード「OMCカード」でした。いまではダイエーとOMCカードは別系列ですが、OMCカードにはダイエー系列だった名残の優遇特典が引き続き存在。その特典はダイエーのみならず、イオングループへも拡がっているのです。

OMCカードはイオンでポイントアップ
「OMCカード」は、SMBCファイナンスサービス(旧セディナ)が発行するクレジットカードで、元々は大手スーパー・ダイエーの系列カード会社から発行されていました。「OMC」は「Orange Member’s Card」の略称で、Orangeは当時のダイエーのコーポレートカラーにちなんでいます。
一時期、ダイエーは日本最大のチェーン網を誇るスーパーでしたが、さまざまな経緯を経てイオングループの1社となっています。OMCカードも、ダイエー系列から三井住友フィナンシャルグループ系列へと運営が変わりましたが、OMCカードをダイエーで使うとお得になるという関係は現在も維持されているのです。
OMCカードのポイントプログラム「わくわくポイント」は、通常200円につき1ポイントのところ、ダイエーでの利用については200円につき3ポイントとなります。さらに、ダイエー以外にもイオン・マックスバリュなどイオングループの一部チェーンについては、ダイエー同様に200円につき3ポイントへアップするのです。
OMCカード還元率はイオンカードの上
貯まったわくわくポイントは、さまざまな商品へ交換したりキャッシュバックを受けられますが、キャッシュバックは交換レートが悪いため、nanacoポイントへ交換するか、Vポイントギフトへ交換する方がお得でしょう。この場合、ポイントは等価交換で、交換先のnanacoポイント・Vポイントは1ポイント=1円で利用できます。
このため、ダイエーやイオングループの利用分についての還元率を計算すると1.5%。一方、イオングループのイオンカードについては、グループ各店で利用した際に貯まる「ときめきポイント」の還元率は通常1%で、OMCカードの還元率より低くなってしまうのです。
とはいえ、イオンカードには毎月20・30日にイオングループ各店で5%オフになる特典もあり、このサービスを利用するのであればイオンカードの方がお得。また、イオングループであっても、マルエツやスポーツオーソリティなど、OMCカードのポイントアップ対象外のチェーンもあるので要注意です。
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ラジオライフ編集部

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