NHKの断り方で訪問員(集金人)へ絶対にNGの一言とは
NHKは2023年秋にも原則、訪問員(集金人)による受信契約の取り付けを廃止するとの方針を打ち出しています。とはいえ、いまも全国各地でNHKから委託された会社のスタッフが活動を続けており、NHKの受信契約を断り方を知らないと損する可能性ははなくなっていません。それでは、NHKの断り方で訪問員へ絶対に言ってはいけないNGの一言があるのです。
NHKの断り方は訪問廃止の2023年秋まで覚えておく
かつてNHKは、新規受信契約の獲得や地上契約から衛星契約への変更をうながすための訪問員(集金人)に、200社以上の委託会社と契約。委託会社のなかには、数百人の訪問スタッフを雇って全都道府県でNHKの受信契約の取り付けの活動をしていた業者も存在しました。
2023年2月現在、委託会社は16社まで減ったものの、NHK訪問スタッフはいまだ受信契約の取り付けの活動をしているため、断り方を知らないと損をする可能性はなくなっていません。NHKの断り方を覚えておくべきは、原則的に訪問による取り付けを廃止するとしている2023年秋までです。
それでは、NHK集金人から訪問を受けた際の断り方で効果的なフレーズはどのようなものでしょうか。じつは、一番効果的なNHKの断り方は「無言」、つまり集金人の訪問を相手にせずに、ひたすら居留守を使い続けることなのです。
NHKの断り方は訪問スタッフに面倒と思わせる
とくに、オートロック式のマンションに住んでいる人であれば、住人がオートロックを解除しない限り、このNHK受信契約の断り方で集金人は訪問すら不可能。委託会社によるものの、NHK訪問員の給与に歩合制を採用しているケースが多いため、NHK受信契約の断り方を知っている相手に長時間粘って説得するよりは、契約してもらえそうな世帯を探す方が効率的なのです。
逆にいえば、NHKの断り方は効率的に契約を取り付けたい訪問スタッフに、どれだけ面倒くさいと思わせられるかがポイントともいえます。訪問スタッフに時間がかかりそうと思わせられれば、NHKの断り方は成功といえるでしょう。
こうしたNHKの断り方をしても、それでもなかには長時間にわたり玄関前に立ち、NHK受信契約を結ぶよう粘る訪問スタッフも存在。こうした場合に効果的なNHKの断り方は、何を聞かれても「うちにはテレビはない、レコーダーもない」といった内容を繰り返すことです。万が一、そのNHKの断り方でも家に居座って契受信約を迫る訪問スタッフは不退去罪となります。
NHKの断り方には訪問スタッフへのNGワード
実際、NHKのテレビ放送が映る受信機がなければNHK受信契約は不要なので、この断り方が有効なのです。テレビがないというNHKの断り方をしても、訪問スタッフはその銀着を確かめようがありません。
NHKの断り方では、カーナビやスマホなどのワンセグが映る機器についてはNGワード。テレビアンテナやBSアンテナ、テレビがなくても、ワンセグでテレビが映る機器を持っていう場合は、NHKの断り方は通用しません。
さらに、NHKの断り方で絶対に言ってはいけないNGワードが「うちはNHKを見ない」「NHKの番組は偏向しているから契約しない」といった、テレビの存在を明らかにするような言葉です。「NHKを見ない」はNHK受信契約の断り方としては有効そうに思えますが、その対処法は間違いです。
NHKの断り方で集金スタッフがテレビの存在を記録
というのも、放送法ではNHK受信契約はNHKを視聴するかに関係なく、NHKのテレビ放送を受信できる装置を設置すれば結ぶ必要が出てくるため、このNHKの断り方はまずいということ。NHKの断り方では、テレビの存在を明かさないことが大切です。
さらに、このNHKの断り方がまずいのは、集金スタッフは個別住所ごとにNHK受信契約の状況を保存した「ナビタン」と呼ばれる情報端末を携行してること。ナビタンには、スタッフが訪問した際の状況を記録する機能があるため、NHKの断り方でうっかりテレビの存在を知らせてしまうと証拠として残ってしまうのです。
こうしてNHKの断り方からテレビの存在を記録されてしまうと、あとから裁判などになった際に証拠として残るため要注意なのです。NHKの断り方からテレビの存在を記録された翌月から、NHK受信料はかかることになります。
NHKの断り方に値下げした受信料はどう影響?
なお、2023年10月にNHK受信料の値下げが行われました。今回のNHK受信料の値下げは、訪問によらない効率的な営業活動への移行による経費削減が前提で、NHKの断り方で苦労してきた訪問スタッフの数を削減することも発表済みです。
とはいえ、NHK訪問スタッフがゼロになったわけではありません。NHK-BSメッセージ消去の申し込みをしながら受信契約を結んでいないと、訪問スタッフが訪ねてくる可能性もあるでしょう。NHK受信料の断り方を間違うと、契約を押し切られてしまいます。
その意味で、NHK受信料の値下げが行われたとしても油断は禁物。NHKの断り方のNGワードをしっかり肝に銘じて、NHK訪問スタッフに対峙する心の準備は常にしておくようにしましょう。
契約種別 | 月額 | 2か月払額 | 6か月前払額 | 12か月前払額 |
地上契約 | 1,100円 | 2,200円 | 6,309円 | 12,276円 |
衛星契約 | 1,950円 | 3,900円 | 11,186円 | 21,765円 |
NHKの断り方に割増金開始はどう影響する?
NHKの断り方で覚えておきたいことに、割増金制度のスタートがあります。NHKの割増金の規定は、2022年10月から施行された改正放送法まで遡ります。改正放送法では、NHKの割増金について「期限までに受信契約の申込みをしなかった場合」という規定が追加されました。
これを受けて2023年4月に改正されたNHK受信契約に、その期限が「受信機の設置の月の翌々月の末日まで」と規定。このため、NHKの断り方を駆使して受信設備を設置したにもかかわらずNHKと未契約のままだと、正規のNHK受信料に加えその2倍分にあたる割増金を支払う規定となったのです。
そして、2024年3月14日、東京地方裁判所でNHKの請求を認める判決が言い渡されました。この判決では、受信料(42,180円)のほかに割増金制度導入後の2023年4月以降の期間についての割増金(26,640円)の請求が認められたのです。
NHKの断り方に失敗した場合の割増金内訳
すなわち、NHKの断り方でNGワードなどをポロっと話してしまって、未契約であることがバレると、割増金を支払う可能性があるということ。これまで以上に、NHKの断り方は慎重に対処する必要があるようです。
NHKの割増金の請求金額から逆算すると、今回の判決の対象となったのは衛星契約と推測可能。割増金の請求額26,640円は旧NHK受信料の継続振込の衛星契約の月額2,220円の2倍4,440円の6か月分です。
一方、受信料の請求額42,180円は、旧NHK受信料の継続振込の衛星契約の月額2,220円の19か月分。割増金の対象となった2023年4月以降の6か月分と、それ以前の13か月分の未契約分が請求されていると計算できます。
■「NHK断り方」おすすめ記事
NHK受信料の断り方ではカーナビやスマホ所持を訪問員に知らせない
ケーブルテレビ(CATV)のNHK受信料の断り方とは?
NHKの断り方で訪問員(集金人)へ絶対にNGの一言とは
■「NHK」おすすめ記事
NHKから特別あて所配達郵便が届いたら無視が正しい対処法
NHK集金人(訪問員)廃止で来なくなったら受信契約が減少
NHKのBSメッセージ消去で地上契約のみがバレることない裏ワザ
NHK未契約は無視するのが訪問員や郵便物への正しい対処法
NHK家族割引の裏ワザで受信料を半額にする方法
NHK解約の裏ワザで手続きをスムーズに進める方法
NHK解約を引越しのタイミングで成功させる裏ワザ
NHKプラスは登録しないで見る方法はあるのか?
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- Catchyは仕事も私生活も役立つ文章生成サービス - 2024年11月21日
- NHKメッセージ消去の裏技「録画」が通用する理由 - 2024年11月21日
- 譲渡されたテレビのB-CASカードは申請が必要? - 2024年11月21日
- エンタメ制限突破に使えるVPNサービスはどこ? - 2024年11月20日
- 合法的にNHK受信料を払わないで済ます方法とは - 2024年11月20日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
NHK受信契約の管理システムの意外な名前とは?
NHK集金人を自宅へ呼び込む危険な手続きとは?
最高裁でも棄却されたNHKのトンデモ主張とは?
NHKプラス登録で受信料を払っていないとバレる?
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]