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マイル修行僧が密かに愛用するクレジットカード

「マイル修行僧」とは、航空会社のマイルを貯めるためにひたすら飛行機に乗る人たちのこと。マイル修行僧がマイルを貯める目的は、空港ラウンジ利用などの特典がある「マイル上級会員」になることです。そして、ANAの上級会員を目指すマイル修行僧が密かに愛用するクレジットカードが存在するのです。


マイル修行僧が密かに愛用するクレジットカード

上級会員に必要なフライトポイント

アメリカン・エキスプレス発行の「スカイ・トラベラー・プレミアカード」は、同社発行のカードのなかでも、とくに航空便やツアー旅行などの利用についてのポイントサービスが手厚くなっています。一方で、年会費は3万8500円と、一般的なゴールドカードより高めの設定です。

スカイ・トラベラー・プレミアカードがANAマイル修行僧に人気なのは、ANAマイレージにはマイルを航空運賃に充てられる「ANAコイン」という仕組みがあるため。交換率は1マイル1円ですが、ANAコインで購入した航空券は特典航空券と違って上級会員の資格に必要な「フライトポイント」が付くのです。

フライトポイントとは、ANAおよびスターアライアンス各社の航空便を利用した際に貯まるもの。ANAマイレージの1マイル=1ポイントを基準に、ANAカードの有無や上級会員かどうかなどによって決まります。毎年3万ポイント以上で「ブロンズ」、5万ポイントで「プラチナ」、10万ポイントで「ダイヤモンド」となります。

JALや鉄道もANAマイル修行に使える

スカイ・トラベラー・プレミアカードは、ANA・JALをはじめ大手航空26社でWebサイトなどから直接航空券を購入した場合、通常100円で1ポイントのところが5ポイント貯まる仕組み。また、日本旅行とアップルワールドで旅行商品を購入しても一部を除いて、同様に100円で5ポイント貯まります。

貯まったポイントは、航空会社14社のマイルへ1ポイント1マイルとして交換可能。交換対象会社にJALは含まれていませんが、ANAに関しては年5000円を支払うことで交換ができます。5000円は高いと思うかもしれませんが、新規入会時と年会費支払時に5000ポイントのボーナスがあるため、実質的には無料です。

つまり、スカイ・トラベラー・プレミアカードはポイントが、ANAだけでなくJAL便の航空券や日本旅行で新幹線のキップを購入した際にも100円5ポイントとして貯まっていくこと。こうして貯めたポイントをANAマイルに交換し、さらにANAコインに替えて航空券を購入すれば、JALや鉄道の利用もANAのマイル修行に使えるというわけです。


マイル修行僧が目指すプラチナ会員

ANAにおけるマイル修行僧が目指すひとつの目安が5万ポイント以上の「プラチナ」です。というのも、ブロンズとプラチナでは上級会員としてのサービスが大きな差があります。空港でありがたいラウンジ利用や優先搭乗といったサービスは、プラチナ以上が対象です。

そして、一度プラチナ以上の会員になると、スーパーフライヤーズカード(SFC)というANAカードが発行可能になります。SFCは、カード契約を続けている限りフライトポイントとは無関係にほぼプラチナ同様のサービスが受けられるカード。毎年のようにマイル修行を繰り返さなくて済むのです。

ANAのプラチナ会員になるためには、相当工夫して航空便を利用したとしても60万円以上はかかるといわれています。その負担を少しでも減らし、フライトポイントを効率よく貯めるために、ANAのマイル修行僧たちは密かにスカイ・トラベラー・プレミアカードを愛用しているわけです。

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