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「ETC乗り放題プラン」は場合によっては割高に

能登半島の七尾といえば、さより・ぶり・さばといった四季折々の新鮮な魚介類を味わえる場所です。その七尾に店を構えるお寿司屋さんの食事券と、ETC限定高速道路乗り放題をセットにしたプランをNEXCO中日本が販売中。ただし、ETC乗り放題プランは場合によっては割高になるケースがあるのでよく吟味しましょう。


「ETC乗り放題プラン」は場合によっては割高に

ETC乗り放題プランにクーポンがセット

NEXCO中日本が発売中のETC限定乗り放題プラン「すし王国能登七尾ドライブプラン」は、高速道路の乗り放題と石川県七尾市にある寿司屋の2500円クーポンが2枚セットになったものです。クーポンで食べられるのは、七尾市内の寿司屋8店が「能登前寿し」として提供中の2700円均一メニューで、200円割引になります。

クーポン自体は、七尾駅観光案内所と能登食祭市場で同額の2500円で販売しており、実質前売りで購入するだけの形です。このため、プランとしてのおトク度が発生するのは、高速道路乗り放題部分といえます。

このETC乗り放題プランには、発着IC指定のもの2種類と指定無しのもの2種類があり、それぞれで乗り放題になるエリアが異なります。なお、いずれのプランでも能越道の有料区間は富山道路公社が管理するため、ETC乗り放題の対象外です。

発着IC指定はETC乗り放題エリアが共通

まず発着IC指定なしのものから見て行くと、愛知・岐阜・福井・石川3県を広くカバーするプランがあり、小牧IC・養老IC・大垣西IC・彦根IC・富加関IC・関広見IC・敦賀南スマートIC、砺波ICに囲まれたエリアの高速道路がETC乗り放題エリアになります。有効期限は3日間で高速道路通行料金分は7400円です。

そして、もう一つの発着IC指定なしのプランは、福井・石川・富山県をカバーしていて、北陸道敦賀IC~朝日ICと東海北陸道小矢部砺波JCT~南砺スマートICがETC乗り放題エリアです。有効期限は3日間で、高速道路通行料金分は6900円になります。

また、発着IC指定の2種類についてはETC乗り放題エリアが共通で、北陸道金沢東IC~朝日ICと東海北陸道小矢部砺波JCT~飛騨清見ICになります。

高速道路通行料金分については、美濃IC・関広見IC・岐阜羽島IC・小牧IC・可児御嵩ICに囲まれたIC出発の場合2日用が6700円、3日用が7500円。土岐IC・土岐南多治見IC・名古屋IC・小牧JCT・五斗蒔IC、安八スマートIC・養老IC・湖東三山スマートIC・米原ICにそれぞれ囲まれたIC出発の場合は2日用が7400円、3日用が8200円です。


ETC乗り放題プランを使うと割高になる

さっそく、それぞれのプランについてどれを選べばおトクになるかを考えてみます。まず、週末に名古屋・彦根方面を出発し能登半島を巡るだけの場合、これらのプランを利用せず普通に通行料金を支払った方がおトク。例えば、彦根ICから小矢部JCTまでの通行料金は、ETC休日割引で計算した場合は普通車片道が3510円で、往復7020円となりETC乗り放題プランを使うと割高になります。

しかし、能登半島観光の際には金沢や合掌造りで有名な五箇山・白川郷を加えるのが定番で、こちらの場合は岐阜・福井・石川が広くETC乗り放題になるプランが有効。彦根IC→氷見IC→金沢東IC→白川郷IC→彦根ICと巡る場合、NEXCO中日本分の通行料金をすべて休日割引で計算しても普通車の場合8730円で、ETC乗り放題プランが1500円割安です。

また、発着IC指定の各プランについては、発着IC指定無しと比べ価格差は安くても最大500円で、むしろ高くなるケースもあり、あまりおトクとはいえません。一宮ICを出発し1泊2日で能登半島と金沢・白川郷を駆け足で巡るような、確実に500円割安になることが分かっている場合のみ選ぶETC乗り放題プランといえます。

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