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ETC車載器の「新セキュリティ規格対応」の意味

カー用品店などに並ぶETC車載器を見ると「新セキュリティ規格対応」と書かれたものとそうでないものがあります。書かれたETC車載器は、これから新しくなるセキュリティ規格でも使えることになりますが、これまでの機種はそのまま使えなくなってしまうのでしょうか。また、新規格に変わるタイミングは決まっているのでしょうか。


ETC車載器の「新セキュリティ規格対応」の意味

新セキュリティ規格の移行時期は未定

2017年9月2日、国土交通省とITSサービス高度化機構・NEXCO3社をはじめとする高速道路主力会社の連名で「セキュリティ規格の変更について」という発表がありました。この変更は「ETCにおいてお客様の決済情報を将来にわたり安全に保護するため」に行われるもので、実施時期は2030年が目処とされています。

一般論として、ETCを含む情報機器のセキュリティは、CPUなどが高速化することにより古い方式ほど破られやすいものです。ETCシステムが本格稼働をスタートしたのは2001年のこと。すでに20年が経過していて、セキュリティ規格を新しいものにすること自体は理にかなっているといえます。

国土交通省に確認したところ、具体的にどのような方法でセキュリティを強化するかは非公開とのこと。また、新規格への移行タイミングや旧規格製品を新規格対応にアップグレードできるかどうか、といった実際の移行手続きについても、現在のところ明らかにはできないそうです。

新セキュリティ規格対応の見分け方

ただし、ETCの無線通信で使う周波数や帯域・出力といった部分についての変更はないとのこと。新セキュリティ規格対応のETC車載器が現在製造・販売され、設定変更などをせずに使えていることを考えると、周波数や出力などが変わらないというのは当然ともいえます。

ETC車載器が新セキュリティ規格に対応しているかどうかは、ETCセットアップ時に発行される書類のうち「車載器管理番号」という項目からわかります。この番号の最初の1ケタが「0」であれば旧セキュリティ規格のみの対応、「1」の場合は新セキュリティ規格でも使えるということがわかります。

また、車載器本体で確認する方法もあり、ETC2.0でない車載器の場合は「ETC」のロゴの下に「・・・」マークがあるものが新規格対応。ETC2.0車載器では逆に「ETC2.0」ロゴの他に「■」マークがある場合が旧規格のみの対応となります。さらに「DSRC ETC」のロゴがある車載器も旧規格のみ対応です。

新セキュリティ規格の導入が発表されてから2年以上たち、カー用品店などが販売するETC車載器にも新セキュリティ規格対応の製品が多くなってきています。実際に移行するのは先の話ですが、これからETC車載器を購入するのであれば「新セキュリティ規格対応」と書かれた製品を購入した方がよいでしょう。

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