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ETC料金所の設置費用は1レーンいくらかかるか?

ETCの導入が始まったころ、普及のネックになるのはETC車載器の価格だけでなく、ETCレーンを設置するための費用だともいわれていました。当時「1レーンにつき1億円以上」ともいわれていましたが、NEXCO東日本のWebサイトで公開されている情報を見ると、ETCの設置費用は今では1レーン1億円より大幅に安くなっているようです。


ETC料金所の設置費用は1レーンいくらかかるか?

積算見積書によるETC設備の設置費用

NEXCO3社は官公庁に準ずる会社ということで、各種工事に関する入札情報をWebサイトで公開しています。NEXCO東日本の場合、2019年分を見ると北海道支社内のETC設備工事がまとめて入札を行っていて、落札金額は約177億円となっています。

しかし、これだけでは料金所のETC設備1レーンあたりの設置費用は分かりません。そこで、入札結果を詳しく見ていくと、「積算内訳書」が公開されていました。積算内訳書とは、公共事業へ入札する会社が事前に「どこにいくら費用がかかるか」を見積もり提出したリストです。

積算見積書によると、2019年には道央道の大沼公園IC・森IC・苫小牧東ICでETC設備の入れ替え工事を予定。設置に掛かる費用は大沼公園ICが4レーン分で約2億3700万円、森ICが4レーン分で約2億4000万円、苫小牧東ICが2レーン分で約1億6200万円です。

ETC設置費用は4レーンなら6000万円

この金額から、ETC1レーンあたりの設置費用は、4本レーンの場合は約6000万円、2レーンの場合は約8000万円ということになります。ETCレーンの設置数に関わらず、サーバーなど必ず料金所に1台必要になる設備があるため、2レーン設置の苫小牧東ICが割高になるのは仕方のないところでしょう。

また、各レーンごとにどのような機器が設置されるかも、積算見積書からわかります。例えば、入口・出口の両方に必要になるのが第1アンテナと再通信アンテナ・インターホン・バー(発進制御器)で、ETC情報が記録済みかチェックする第2アンテナは入口インターチェンジのみ取り付けられている…といった具合です。

なお、大沼公園ICと森ICは現在ETC専用レーンは上り下りともそれぞれ1レーンのみで運用されていて、もう1レーンは一般レーンになっています。つまり、2019年から始まっている工事が完了すると、すべてのレーンでETCが利用できるようになる可能性が高いといえます。

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