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首都高速に存在する「無料区間」はどこにある?

そもそも高速道路は無料化を前提として建設されていたはずですが、首都高速を見るとその気配はまったくありません。それどころか最近は、ETC割引の改悪で料金は実質値上げされる始末です。ところが、そんな首都高速には、無料で通行できる区間が存在します。無料区間はどこにあるのでしょうか。


首都高速には「無料区間」があるって知ってた?

KK線は首都高速に直結した無料区間

高速道路は基本的に有料ですが、いくつか無料区間が存在しています。1つの理由としては、その区間が「新直轄方式」で作られた道路であることが挙げられます。これは国と地方自治体が建設費を出して作られた区間で、NEXCOが通行料金を徴収できないために、無料で通行できるというわけです。

また、NEXCOが管理する有料道路であっても、コストの問題でインターチェンジに料金所が設置されていないケースもあります。例えば京葉道路の篠崎IC~京葉市川IC間は料金所が置かれていないため、本来は料金が発生する区間ですが、実際は無料で通行可能です。

このほか、首都高速道路(首都高)には無料で走行できる路線はないもの、首都高と直結する無料区間として「KK線」があります。KK線とは汐留~西銀座~白魚橋を結ぶ2kmほどの区間です。

KK線は下にあるテナントの賃料で維持

KK線は一見すると、首都高の一路線のように見えるものの、ここを管理しているのは「東京高速道路株式会社」。1951年、財界人23人が戦後の銀座の復興と自動車交通量の緩和を目的として設立した会社です。首都高を管理する「首都高速道路株式会社」とは別会社になります。

東京高速道路株式会社は、高架による自動車専用道路を建設し、その建設費と運営費をビル賃貸収益で回収するための民間企業。維持費はKK線の下にあるテナントの賃料などで賄われており、首都高の中でもこの区間のみ無料で通行できるようになっているのです。

屋上を道路として活用した地上2階・地下1階のビルは、銀座一丁目から八丁目にわたり全14棟。「銀座インズ」や「銀座ファイブ」「銀座コリドー街」「銀座ナイン」などがよく知られています。

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