東芝のスタイリッシュな手回し充電ラジオの性能
非常持ち出し袋の必須アイテムとなった「手回し充電ラジオ」は、電池切れの心配がないのが最大の特徴。スマホへの給電も可能です。そんな手回し充電ラジオは、どうしても充電ハンドルが目立ってしまうデザインが難点。東芝のスタイリッシュな手回し充電ラジオを見ていきましょう。
TY-JKR5は少しばかり感度が不安定
突起物である充電ハンドルが、背面カバーにピタッで収まる東芝エルイートレーディングの「TY-JKR5」は、手回し充電ラジオとは思えないほどスタイリッシュ。非常持ち出し袋に入れっぱなしにしておくのは、ちょっともったいないほどです。
日常使いのラジオとして、手元に置いておきたいところですが、少しばかり感度が不安定。手を近づけると受信状態が大きく変化します。また大きな音を出せるものの、音を大きくするとシャカシャカした音になります。
TY-JKR5の特徴は、内蔵充電池にコンデンサ充電池を使用している点です。これは長期保管に備えることが狙いで、目に見える性能ではありませんが、防災ラジオとしての価値を高める仕様になっています。
TY-JKR5の充電ハンドルツマミが短い
充電ハンドルの回転軸間距離は68mm。回すのに120~150cNの力が必要でムラがあります。ツマミは11mmと短いため、男性の指先ではつかみにくいかもしれません。スピーカー使用時のAMラジオ放送の作動時間は、アルカリ乾電池の場合は45時間、1分間の手回し充電で35分です。
TY-JKR5の受信周波数は531~1620kHz(AMラジオ放送)/76.0~108.0MHz(FMラジオ放送)。スピーカー外径/出力は36mm/80mWです。防塵・防水性はIP54となります。
電源はDC3.6V内蔵充電池、単4形乾電池×2本で、サイズ/重さは110W×65H×35Dmm/213gです。付属品は充電ケーブル、ストラップ。実勢価格は4,900円です。
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