ループアンテナを作ってAMラジオの遠距離受信
AMラジオ放送の遠距離受信といえば、ループアンテナです。ループアンテナは1辺が大きいほど感度が上がっていきます。そこで1辺が100cmの巨大なものを作りました。30分もあれば誰でも作れるのがループアンテナ。格安のAMラジオで遠距離受信を楽しんでみましょう。

ループアンテナに用意する材料
ループアンテナはループの中にラジオを入れれば、配線の必要はありません。電磁誘導でバーアンテナと電気的につながるからです。ただ、バリコンをリード線の末端に接続して、同調を取る必要があります。
ループアンテナの製作に用意する材料は、25mのリード線(750円)とダイヤル付きバリコン(170 円)。これにリード線を巻く段ボール箱を用意するだけです。今回は1辺100cmのダンボールを用意しました。
ループアンテナのリード線は24m巻くので、6周巻くことになります。その際のリード線の間隔は5mm程度空けてください。5mm間隔で巻いたリード線には脱落防止用のテープを貼って固定します。
ループアンテナの中にAMラジオ
使用するときは、巨大ループアンテナの中にAMラジオを置きます。AMラジオの位置は、必ずしも中央である必要はありません。ラジオを動かしながら、そしてバリコンを回して同調を取りながら、クリアに聞こえる位置を探します。
また、ループアンテナは大きいほど、指向性が強いもの。ループアンテナは辺側に指向性があるため、こちらを電波の発信源へ向けるのです。電波の飛来方向と合うと強力に入感します。
実際、この巨大ループアンテナを使って、AMラジオの遠距離受信をしてみたところ、東京都千代田区から大阪のABCラジオが明瞭に受信。100×100cmのループアンテナは内部空間が広いためラジオの位置で感度は大きく変わりました。
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ラジオライフ編集部

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