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首都圏のJRで唯一「途中下車」ができる駅とは?

JR路線の長距離切符には、途中駅で改札を出ても戻ることが可能な「途中下車」というルールがあります。しかし、首都圏のSuicaエリア、あるいはJR以外の鉄道会社にそうした仕組みはなく、一旦改札口を出たら基本その切符は無効です。ところが、首都圏エリアの駅には、さまざまな理由で事実上、途中下車できる場所もあるのです。


首都圏のJRで唯一「途中下車」ができる駅とは?

首都圏エリアは原則途中下車できない

首都圏を含む「東京近郊区間」に設定されたJR東日本路線は、国鉄時代から他の路線と運賃計算などの仕組みが違っていました。JR各社の運賃計算は、実際に乗車するルートのキロ数(換算キロも含む)をもとに計算。切符の有効期限は100kmを超えるごとに1日ずつ増えていくのが基本です。

一方、発着駅ともに東京近郊区間内の場合、運賃は乗車経路に関わらず最安ルートを通ったものとみなして計算されます。例えば、東京駅~有楽町を移動する場合、山手線の内回り・外回りどちらを利用しても運賃は同じ140円になるのです。

また、有効期間や途中下車についても東京近郊区間の特例があり、有効期間は1日、途中下車はできず改札口を通過した時点で切符は無効となります。いわば、SuicaでJR東日本路線へ乗車したときと同じ仕組みが、昔から東京近郊区間として用意されていたことになるのです。

駅の構造上の特例で途中下車が可能

しかし、JR東日本の東京近郊区間には、事実上途中下車ができる駅が1ヶ所存在します。それは南武線と鶴見線の浜川崎駅で、南武線ホームと鶴見線ホームが別の建物にあり、乗り換えには一度改札口を出る必要があるため。そこで、南武線・鶴見線間の乗り換えは途中下車とみなさない特例があるのです。

この特例を活用するためには、南武線・鶴見線のそれぞれの改札口に設置された簡易Suica改札機にSuicaなどをタッチしてはいけません。簡易Suica改札機にタッチすると一旦下車したことになり、前後は別々の乗車として運賃が計算されてしまうのです。

とはいえ、JR浜川崎駅周辺はJFEスチールなどが立地する工場街で、観光スポットやショッピングモールがあるわけではありません。途中下車が事実上可能とはいえ、浜川崎駅で一旦降りて何かを行うといったメリット少ないでしょう。


東京メトロの途中下車を有効活用する

一方、東京メトロには構造上乗り換え時に一旦改札口を出る必要がある、あるいは別名の駅を「乗り換え駅」に指定して乗客の利便性をアップさせている場所が存在します。前者の例としては上野駅や三越前駅、後者の例は上野広小路駅~仲御徒町駅、日比谷駅~有楽町駅などです。

東京メトロの乗り換え駅の場合、JR東日本の浜川崎駅とは逆に必ず改札口を通過する必要があります。この際、紙の切符を利用している場合はオレンジ色の出口改札を利用する仕組みで、改札通過後に戻ってくる切符を受け取り、再入場時に再び自動改札機に投入すればOKです。

東京メトロでは、一旦改札を出る乗り換えには時間制限を設けていて、その長さは60分。60分あれば、ショッピングや食事・休憩などを行うのに十分な時間といえます。例えば、三越前駅の銀座線ホームと半蔵門線ホームの間には日本橋三越本店があり、地下食品街で買い物をして戻る程度であれば時間的にも余裕でしょう。

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ラジオライフ編集部

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