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鉄道無線で2波同時受信を活用するシーンとは?

たくさんの電波が飛び交う空港やレジャー施設で、効果を発揮する「2波同時受信機能」。鉄道無線を多角的に受信する際にも有効です。それでは、どのような場面で活躍するのでしょう。その筆頭は、複信・半複信式の列車無線で指令側と列車側両方の通話を聞きたい場合です。鉄道無線で2波同時受信を活用するシーンを見ていきます。


鉄道無線で2波同時受信を活用するシーンとは?

鉄道無線の大半は一方通行の通話のみ

鉄道無線で指令側の周波数に列車側の音声が乗ってくるのは、JRのA/Bタイプなど一部だけ。大半は、運輸指令所からの一方通行の通話しか聞こえてきません。

内容の確認が必要な場合は、指令が列車からの通話を復唱しますが、相づちだけで終わってしまう場合も…。こんな場合に、2波同時受信機能を活用すれば、通話内容を完全に把握することができるのです。

ほかにも、列車無線と駅員連絡用無線を同時受信すれば、情報収集能力が飛躍的に向上します。例えば、車内で急病人が発生した場合です。

列車無線で一報が入り、急病人を降車させる駅を通告。駅では駅員連絡用無線で駅員に対応を指示するのです。急病人が乗っている列車が駅に到着すると、駅員に引き継ぎます。

鉄道無線の2波同時受信で運行状況

列車無線では、急病人の対応終了を指令に報告して運転再開。駅員連絡用無線では、急病人の容態が駅の事務室に伝達され、車椅子や担架を要請。病状によっては救急車を手配します。列車無線と駅員連絡用無線の同時受信で、急病人発生から対応の一部始終が分かるのです。

駅での鉄道無線の2波同時受信は、いろいろな組み合わせがあります。Cタイプ3波のうち、入換波(414.4250MHz)をサブバンドにセット。メインバンドでは、上り波(414.5500MHz)と下り波(415.2000MHz)を交互にスキャンします。

Cタイプを使用する7路線が集まる、日本で最もCタイプが活発な岡山駅(岡山県)ほどではないにしろ、地方のターミナル駅では、Cタイプ3波を頭切れがほぼない状態で受信できるのです。

列車無線がデジタル化した都市部の路線では、駅員連絡用無線と構内入換無線の2波同時受信で周辺路線の運行状況を入手します。また、私鉄との接続駅であれば、私鉄の列車無線との会社を越えた2波同時受信も有効です。(写真・文/おだQ司令)

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

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