自衛隊イベントでのブルーインパルス演技を解説
自衛隊イベントではいつも人気のブルーインパルス。その演技はメインイベント的な位置づけです。そこで、ブルーインパルスの演技を完全解説。ここでは自衛隊イベントでの基本演技である第1区分27課目の21課目から27科目までを解説します。自衛隊イベントに行くなら要チェックです。

自衛隊イベント会場へ6機で進入
21課目は「デルタループ」。自衛隊イベント会場右手から6機がデルタ隊形で進入して、正面で宙返りを行います。デルタロールとともにブルーインパルスの大きな見せ場。シャッターチャンスでもあります。
22課目は「ボントンロール」。デルタ隊形でイベント会場に向かって飛んできた6機のT-4は、会場近くでスモークをオフにした後、一斉にエルロンロールを行います。無線の指示と合わせて見たい課目です。
23課目は「バーティカル・キューバン8」。5番機ソロの最後の課目。会場正面に垂直な8の字を描きます。バーティカル・キューピッドと同様、風によって形が崩れてしまい、8の字に見えないことも多い技です。
24課目は「スター・クロス」。5機が正面で垂直に上昇、大きな花を描きます。その後、5方向に分かれた各機が会場正面に戻り、大きな星のマークを作るのです。かなり広角のレンズがないと収まりきらないサイズになります。
撮影が難しい自衛隊イベントの大技
25課目は「タック・クロスⅠ」。並んで進入してきた5・6番機が正面で交差します。これで終了かと思ったら、再び左右から進入し背面飛行で交差。キレイに撮影するのは難しい自衛隊イベントの大技です。
26課目は「ローリング・コンバット・ピッチ」。1~4番機が会場右手からダイヤモンド隊形で進入。会場近く1・4番機が背面飛行になり、続いて2・3番機も背面飛行に移り、正面を通過していきます。
27課目は「コーク・スクリュー」。背面飛行を行う5番機の周囲を、螺旋を描くように6番機がクルクルと回りながら会場正面に進入。3回半回ったところでこの2機も着陸態勢に入ります。(写真・文/星智徳)
■「ブルーインパルス航空ショー」おすすめ記事
ブルーインパルスの航空ショーの演技を完全解説
ブルーインパルス画像でアクロバット飛行を解説
自衛隊の航空ショー!ブルーインパルスの演技
■「ブルーインパルス」おすすめ記事
ブルーインパルスのパイロット同士の交信を聞く
ブルーインパルスのパイロットが使う周波数は?
ブルーインパルスの1~6番機の役割を理解する
ブルーインパルスのスケジュールをチェックする
■「自衛隊イベント」おすすめ記事
自衛隊イベント!大阪から行ける本格的な航空祭
自衛隊イベント!後方支援部隊のオススメ基地祭
新田原基地の自衛隊イベントは早朝に開門する

ラジオライフ編集部

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- ファミマの新型マルチコピー機の追加機能とは? - 2022年8月17日
- トカレフにも対応できるらしい防弾ベストの値段 - 2022年8月16日
- NHK受信契約の拒否「つまらない」不利になる? - 2022年8月16日
- 都内に11店舗ある北海道の物産館を整理してみた - 2022年8月16日
- オービスによる取締り件数は全体の「3%」のみ - 2022年8月15日