赤外線撮影も可能なコンパクトなトレイルカメラ
監視カメラを設置したいけど費用が気になるという人は多いはず。そんな時に活用したいのが「トレイルカメラ」です。トレイルカメラは野生動物を撮影するために屋外にセットすることを前提としているため、設置場所を問いません。しかも液晶付きなので、その場で撮影した映像を確認できるのも魅力です。
トレイルカメラは最長8か月も駆動
トレイルカメラは本来、野生動物の観察に使われるアイテムです。しかし、ハードな環境に耐えうる頑丈なボディや動体検知機能の搭載など、監視カメラとしても十分な機能を備えているのです。
トレイルカメラは大きくてゴツいイメージですが、アーカムの「ARK-TC501」はスマホよりもコンパクト。その上、1.9インチの液晶画面付きで、撮影した映像をその場で確認できます。画質やモード変更などの設定もしやすいでしょう。
単3形乾電池4本で駆動するので設置場所も選びませんし、待機モードで最長8か月も駆動。付属の取り付けベルトかブラケットで固定できます。しかもIP56相当の防塵・防雨性能です。
トレイルカメラは自動で夜間モード
トレイルカメラで実際に撮影してみると、昼はもちろんのこと、夜間でも高精細な映像・静止画を撮ることができました。暗くなると自動でモノクロの夜間モードに切り替わり、赤外線LEDがオンになる設計。照射距離は最大20mです。タイムラプスモードも搭載しています。
サイズ感・画質・操作性のどれを取っても平均点以上で、きっと誰が使っても大満足のトレイルカメラといえるでしょう。特に液晶画面の存在は大きく「ちゃんと撮れているか分からない」というストレスから解放されます。
このトレイルカメラの動画解像度は1920×1080ドット(25fps/AVI)、静止画解像度は4000×3000ドット(JPG)です。記録媒体はmicroSDカード(最大32GB)、サイズ/重さは82W×106H×44Dmm/143g。実勢価格は11,800円です。
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ラジオライフ編集部
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