赤外線カメラ付きスマホの透過撮影の透視度は？

「メイン・超広角・望遠・カラーフィルター」の4つのカメラを搭載した最新スマホ。このうちカラーフィルターには「赤外線カメラ」化できる、裏機能があることが判明しました。しかし、SNSで話題になると、メーカー側がアップデートで機能を削除。アップデート前のスマホ端末で赤外線撮影の透過撮影の透視度を検証しました。

スマホ赤外線カメラ透過撮影は裏機能

中国のスマートフォンメーカー・ONEPLUSから2020年4月にリリースされた「OnePlus 8Pro」。5G通信対応で、RAMは8GBまたは12GBを搭載。CPUにQualcommのSnapdragon865を採用している、ハイスペックスマホです。

背面には、メイン・超広角・望遠・カラーフィルターの4つのカメラを搭載。あらゆるシーンでノイズを抑えた美麗な写真を撮れる1台です。じつは、このスマホのカラーフィルターカメラには、赤外線カメラ化できる裏機能が存在することが発覚しています。

「写真」→「フィルター」の選択で「フォトクロミック」を選ぶことで、スマホで赤外線カメラ撮影が可能になってしまうのです。内蔵された赤外線センサーとカラーフィルター効果がうまい具合に合わさって、スマホの赤外線カメラ透過撮影でさまざまなものが透視できました。

スマホの赤外線カメラ透過撮影がSNSで話題になるとメーカーが事実を認め、システムをアップデート。スマホの赤外線カメラ透過撮影できた「フォトクロミック」フィルターが削除されてしまいました。しかし、スマホの赤外線カメラ透過撮影できるアップデート前の機体を入手することに成功。スマホの赤外線カメラ透過撮影の威力を検証しました。

スマホ赤外線カメラ透過撮影でTシャツ透視

まずはコーラを持つ手をスマホの赤外線カメラ透過撮影してみます。スマホで赤外線カメラで透過撮影するとコーラが透けて、ボトルの裏側にある指が撮れました。スマホによる赤外線カメラ透過撮影は、素材によってはプラスチックも透過してしまいます。Android TV Boxをスマホで赤外線カメラ透過撮影すると、外部から基板や端子など内部の状態が丸見えになりました。

最後は、Tシャツの下に紙を入れてスマホの赤外線カメラ透過撮影してみます。通常撮影では何も見えませんが、スマホの赤外線カメラ透過撮影では文字が透けて読むことができました。赤外線が布地を透過してその下にある紙で反射するため、このようなスマホの赤外線カメラ透過現象がおきるのです。

スマホで赤外線カメラ透過撮影できるOnePlus 8Proのバッテリー容量は4,510mAh、USB端子はUSB Type-Cです。スマホの赤外線カメラ透過撮影できるディスプレイは6.78インチで3168×1440ドット。サイズ／重さは74.3W×165.3 Hx8.5Dmm／199gとなっています。実勢価格は899ドル（約95,000円）です。