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オービス通知いつ?何日後に呼び出しが来る?移動式は?

無人式の速度違反の自動取締り装置、いわゆる「オービス」はレーダーやループコイルを使ってスピードを測り、違反車両の場合はカメラで撮影します。運転中にオービスが赤く強烈に光ったという場合、速度違反の取り締まりに遭ったと考えるのが一般的です。速度違反のオービス通知はいつ、何日後に警察から呼び出しが来るのでしょう。移動式オービスの呼び出しはいつ、何日後に来るのでしょうか。


オービス通知いつ?何日後に呼び出しが来る?移動式は?


オービス通知はいつ何日後に来るかで早い移動式

オービスにセットされている撮影装置は、基本的には赤外線ストロボとCCDカメラ。オービスの赤外線ストロボが光ったら原理上、人間の目には見えませんが、オービスの場合は警告的にあえて赤い可視光も発光させています。

オービスのストロボが光り「しまった!」と思ったドライバーは、警察から通知がいつ来るのか、ビクビクしながらその後の何日かを過ごすことになります。数か月間、警察からオービスの通知が届かない場合、ひょっとしたらセーフだったのではという期待もドライバーにふくらんできます。はたして、オービスの通知はいつ、何日後に警察から呼び出しが来るのが一般的なのでしょう。

オービスのストロボが光って撮影が行われ、警察署から取り締まりのために呼び出し通知を受けるまでの時間が何日後かは、そのケースごとに異なります。例えば、警察官立ち会いで運用される移動式オービスの場合、警察官がその場で違反切符を切ることもあるため、これがいつ呼び出し通知を受けるかの最速で0日後のパターンといえます。


オービス通知はいつ来るは7~14日後が一般的

後日、警察署にドライバーを呼び出し、そこで違反切符を切る場合でも、移動式を含めて撮影からオービスの呼び出し通知が届くまでがいつ何日後かはさまざまです。7日後以内に警察署からオービスの呼び出し通知が郵送されることもありますが、一般的には7~14日後で警察から呼び出しのお知らせ「出頭命令通知」が届きます。

オービスの通知が何日後かに送付される先は、ナンバー情報から調べた住所、つまり違反車両の所有者宛て。何日後かの通知に書かれた出頭先は、原則としては撮影したオービスを管轄する警察署となります。なお、オービスの何日後かの通知で出頭する警察署は変更可能です。

何日後かに届くオービス通知に従って出頭すると、走行スピードが記録された写真が提示され、違反事実を確認。何日後かに届くオービス通知で出頭して、違反を認めてサインすれば違反キップが切られます。オービスが撮影して何日後かに通知されるのは、赤キップになる悪質な速度違反。すなわち、何日後かにオービスの通知が届くのは、超過速度が一般道で30km/h以上、高速道路では40km/h以上の速度違反といわれています。

オービス通知いつ?何日後に呼び出しが来る?移動式は?


オービス通知はいつか何日後かに届いたあとの流れ

移動式を含めて何日後かに届くオービスの通知で出頭した後は、交通裁判所から呼び出され、略式の裁判手続きにより上限10万円の罰金を支払います。これで、刑事処分は終了ですが、何日後か後に届くオービス通知は行政処分も受けなければなりません。何日後かに届くオービスの通知のほか、免許センターなどから呼び出され免許停止(免停)や免許取り消しといった措置を受けることになるのです。

オービス通知によって警察署に出頭すると、交通違反切符を切られるわけですが、速度超過違反に不服ならサイン拒否することは可能です。とはいえ、意志を固くして挑まなければなりません。

移動式を除いて、オービス通知が届く速度超過違反は、基本的に前歴がなくても一発で免許停止処分になる違反点数が6点以上の交通違反。オービス通知が届いた場合のサイン拒否その後の流れとしては、まず検察庁への出頭要請が来ることになります。


オービス通知がいつか来る速度取り締まりは略式裁判

ここで略式裁判に応じるようにいわれても、正式裁判に持ち込む意志を伝えると、そのまま帰されて後日の呼び出しを示唆されるといいます。そのまま半年以上、出頭要請が来なければ出廷することもなく不起訴の可能性もあるのです。

オービス通知がいつか来る速度超過違反取り締まりでは、80km/hオーバーといった大幅なスピード違反でない限り「略式裁判」という手続きで進むことが多く、略式裁判では法廷が使われることはありません。

略式裁判とは、数ある犯罪のなかでも罪状が軽いものについて裁判手続きをスムーズに進めるために設けられた仕組み。略式裁判の対象となるのは、簡易裁判所に起訴された事件のうち検察官による求刑が罰金100万円以下となる場合に限られ、禁固刑以上を求刑する場合は適用外となります。


オービス通知はいつか何日後かにレンタカーでも届く

略式裁判では、被疑者が裁判官に会うことはありません。被疑者が検察庁で取り調べを受けると、その証拠のみが簡易裁判所へ送られ、裁判所は書面の審査のみで罰金の額を決めたうえで、被疑者には後日「略式命令」という書類が送られてくるという流れです。

ちなみに、レンタカー運転中に速度違反でオービスが作動して赤外線ストロボが光ったら通知はいつ何日後に届くのでしょう。オービスが光ったとしても違反車両の所有者ではないので、いつ何日後ところか通知自体が届かないかというと、そんなことはありません。

警察は、レンタカー業者から契約者情報を得られるので、オービスが光ったら届く呼び出しのお知らせ「出頭命令通知」がしっかり何日後かに自宅に届きます。レンタカーだとしても、オービスによる速度違反の取り締まり通知はいつか何日後かに確実に届くのでした。


オービスの通知がいつ何日後でなく数年後になるケース

それでは、オービス通知が7~14日後になっても届かなければ、速度違反はセーフだったということなのでしょうか。じつは、オービスの通知がいつ何日後に来るどころか、取り締まりまで730日後以上、すなわち2年以上かかるケースもあるのです。例えば、2011年に札幌地裁で開始されたオービス裁判では、2008年6月12日・13日にオービスで撮影されたものが2011年6月2日に起訴されており、撮影した日から起訴の通知が届いたのは、1000日後以上でほぼ3年後です。

オービス撮影から通知までが何日後かどころか1000日後以上となった理由として考えられるのが、刑事事件における「公訴時効」の存在です。公訴時効とは、事件発生日から一定期間たつとその事件は起訴できなくなるというもので、刑事訴訟法でその期間を設定しています。

公訴時効は、人が死亡したかどうかと、その罪に規定されたもっとも重い量刑で決まります。速度違反の場合、刑罰は「懲役6月以下または10万円以下の罰金」で、人の生死に直接関係するものではないため、公訴時効は3年です。ちなみに、殺人など最高刑が死刑の罪に関しては、公訴時効はありません。

オービス通知いつ?何日後に呼び出しが来る?移動式は?


オービス通知はいつ何日後でもに来る可能性が残る

警察側としては、オービスの撮影写真があるのに公訴時効を簡単に成立させてはまずいので、時効成立前に再捜査に着手。オービスの証拠固めをしたうえで、検察官による起訴まで持ち込んで通知したということになります。とはいえ、オービスで撮影して何日後かにドライバーを通知で呼び出していないことから、撮影写真が鮮明でなかった可能性は高いでしょう。

実際、先ほどの札幌地裁の裁判の弁護人が書いた記事によると、オービスの写真は本人と特定できるほど鮮明ではなく、警察による鑑定もかなり無理筋な方法で行われたようです。結局、札幌地裁が出した判決では、2件のスピード違反のうち1件は無罪となり、この判決が確定しています。

いったんオービスが光ったらいつ何日後に来るという単位ではなく、北海道で起きた事例のように1000日後以上の公訴時効成立ギリギリまであるということ。警察からのオービス呼び出し通知はいつ何日後でもくる可能性が残るということです。なお、オービス通知がいつ何日後かに届くレベルの速度違反は交通事故につながる可能性が高いため、制限速度を守って安全運転を心がけましょう。

■オービストップ
オービスとは?種類や光る速度のほか通知や手続きを解説

■「オービス」おすすめ記事
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■「速度違反」おすすめ記事
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