ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

駐車違反ステッカーは貼られても取り消し可能?

街中を巡回して放置車両に駐車違反ステッカーを貼り付けている「駐車監視員」は、駐車違反取り締まりの指導を受けたうえで業務を行っています。今回、その指導者教育に用いられる警察の内部資料を独自に入手。そこで、この内部資料からわかった、駐車違反ステッカーが貼られても取り消された3つのケースを見ていきましょう。


駐車違反ステッカーは貼られても取り消し可能?

駐車違反ステッカーの書き損じで除外

「警察大学校研修資料」は、警察の交通取締課職員や駐車監視員の指導者教育に用いられるもの。市民とのトラブルを回避し、駐車違反の取り締まりを円滑に行うことを目的とした研修に使われます。

研修資料には「駐車標章が貼られても、違反から除外されるケースにはどのような場合がありますか?」という質問と回答が記載。そこには「監視員の書き損じが大半。車両ナンバー・場所・時刻・駐車監視員の名前…」と書かれていました。

確かに、駐車違反ステッカーに記載した車両ナンバーが違っていると致命的。また、駐車監視員が都合で別の者に入れ替わったのに、元の名前で端末にログインしたままでステッカーを出力して取り消された例もあるようです。

駐車違反ステッカーの取り消し事例

さらに、入力端末の時間と実際の時間とのズレはまれに起こります。違反した時刻には別の場所にいたことが証明できれば、駐車違反ステッカーを貼られても取り消されるかもしれません。

ただし、2017年から駐車監視員への新入力端末の導入が開始。誤差を確認できるように画面に5秒間、大きな文字で時刻が表示される仕様に変更されました。

内部資料には「強い腹痛を催した運転者が『トイレ中』などと貼り紙をし、店舗へ入り店員に事情を伝え、かつトイレ内から最寄の警察へ連絡をして状況を説明。数分後運転者が車両に戻ると駐車標章が貼られていた」という2012年の事例も記載されていました。

この場合は「後日送付された弁明書にて詳細を記載、裏付けの捜査後公判に至ることなく違反が取り消された」とのこと。警察署の裁量にもよりますが、基本的には命に関わるものであり、きちんと証明できれば駐車違反ステッカーが貼られても取り消される場合もあるようです。

この記事にコメントする

この記事をシェアする



あわせて読みたい記事