LINEで複数のアカウントを登録する方法がある?
LINEなどのSNSを安全に利用したい場合、複数のアカウント作成ができればベスト。ただし、通常はアカウント登録時に身元の確認などが必要です。そこで、LINEで複数のアカウントを登録する方法があるかを検証しました。LINEは海外旅行用のSIMカードを使えば、複数のアカウントを登録することができるのです。
LINE複数アカウントに海外旅行用SIM
LINEの便利機能の1つがID検索です。しかし、18歳以下のユーザーがトラブルに巻き込まれるのを防ぐために、この機能を有効にするには日本では契約キャリアでの年齢確認が必須となっています。
一方、海外版LINEではそれがスルーできてしまうこともあるようです。海外旅行用のSMS付きSIMカードを使って、実験してみたところ、タイの「TRUEMOVE SIM」などは日本でもアクティベートできて、アカウントを登録できました。
具体的な方法は、LINEの登録画面でSIMカードの電話番号を入力。SMSに送られてくる認証番号を入れるとアカウントが作成できます。SMS認証ができれば、LINEで複数アカウントが使えてID検索も可能です。
LINEの複数アカウントでキャンペーン
LINEの複数アカウントが登録できた「TRUE MOVE SIM7日間」(390円)は、電話番号付きで日本でアクティベート可能。「AIS SIM 2Flyアジア16カ国周遊プリペイドSIM」(1,250円)も日本で利用可能なSIMカードで、国内で開通できます。
一方で「AIS タイプリペイドSIM7日間」(400円)はタイ専用のSIMカードで、日本ではアクティベートできませんでした。
このほか、SMS付き音声対応SIMカード「OCNモバイルONE」が、東京・秋葉原の電気店で100円程度で投げ売りされたことがありました。そういった時に大量に保有して、LINEで複数アカウントを使うためのSMSの認証代行をする業者がいます。
相場は200アカウントで30,000円ほど。LINEで複数アカウントを取得して、LINEPayなどの各種キャンペーン特典を狙う輩もいるようです。
LINE複数アカウントの作り方に自宅の固定電話
LINE複数アカウントに、自宅や実家の固定電話番号を用意するという方法もあります。基本的に、LINEの本アカウントはスマホや携帯の電話番号で取得するのが一般的。自宅の固定電話は家族の誰もLINEアカウントに使用していない可能性が高いので、LINE複数アカウントに利用できるというわけです。
実家から離れて暮らしているなら、家族に頼んで実家の固定電話でLINEからの電話を受けてもらうようにお願いして、リモートによるLINE複数アカウントの作り方もできるでしょう。ほかの家族が固定電話番号を利用してLINEを登録していなければ、LINE複数アカウントに使えます。
固定電話の番号を使ったLINE複数アカウントは、LINEアプリをインストールしたら「新規登録」をタップ。「電話番号認証を行うには…」という画面が出るので、LINE複数アカウントでは「今はしない」をタップします。
LINE複数アカウントでリモート認証
ここで「次へ」をタップすると、自動的にその端末の電話番号が自動で入力されてしまうので、LINE複数アカウントになりません。LINE複数アカウントでは「今はしない」を選んでください。
続いて、LINE複数アカウントでは「この端末の電話番号を入力」という画面が出てきたら、固定電話の番号を入力します。するとLINE複数アカウントでは「認証番号を入力」という画面が表示されるのです。
ここで固定電話ではSMSを受け取れないため、LINE複数アカウントでは「通話による認証」をタップ。すると、固定電話にLINEから自動発信の電話がかかってきて、6ケタの暗証番号をアナウンスしてくれます。
LINE複数アカウントで本アカと区別する
実家から離れて暮らしている人のLINE複数アカウントの作り方は、ここで家族にLINEから認証番号を知らせる電話を受けてもらい、その6ケタ数字を教えてもらって入力します。LINEアカウントを固定電話で登録しない親族に頼んでみるのも手でしょう。
この6ケタの数字を認証番号として入力すれば、LINE複数アカウントの作り方はほぼ完了です。「アカウントを新規作成」から名前やパスワードを設定。友だち追加設定などはLINE複数アカウントの利用方法に合わせて設定してください。
LINE複数アカウントと本アカウントとで連絡を取り合う相手を区別したい場合は「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」のチェックは外しておきましょう。これでLINE複数アカウントの作り方は終了です。
LINE複数アカウントに使えない格安SIM
LINE複数アカウントに、正攻法として2つめの電話番号を用意するという方法もあります。費用はかかりますが、最近では基本料金が安い格安SIMもたくさんあるため、いざというときのサブ回線を持つとともに、LINE複数アカウントに利用するのです。
LINEで複数アカウントの作り方では、電話番号認証が必須です。電話番号を入力したのち、その電話番号宛てのSMSもしくは音声通話で認証番号を受け取る必要があります。その認証番号をLINEに入力してLINE複数アカウントは完了です。
このため、格安SIMのデータプランなどでSMSや音声通話が付いていないプランの場合はLINE複数アカウントには利用不可。月額数百円をプラスして、音声通話SIMカードかSMS付きSIMカードを利用すすれば、LINE複数アカウントに利用できます。
LINE複数アカウントの楽天モバイル終了
LINE複数アカウントに愛用されてきたのが、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」です。月1GBまでの通信なら0円というお得過ぎるプランを提供していたため、月額ゼロ円でLINE複数アカウントに活用できました。
しかし、月額無料のLINE複数アカウントも2022年6月で終了。最低でも月額980円かかることになって、LINE複数アカウントに利用していた人の楽天モバイルからの離脱が続いています。そこで、LINE複数アカウントに利用できる格安SIMを見ていきましょう。
LINE複数アカウントに楽天モバイルを利用していた人は、電話番号付きプランということ。楽天モバイルの乗り換え先も、必然的に電話番号付きプランになるため、LINE複数アカウントに利用できます。
LINE複数アカウントに電話番号付き格安プラン
日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」は月290円で1GBまで使え、以降は1GBごとに220円加算されていく仕組み。通信量が基本的に少なめで、毎月バラバラな人に適していると楽天モバイルの乗り換え先として注目されています。電話番号付きなので、LINE複数アカウントに利用可能です。
すなわち、合理的シンプル290プランの料金は「基本料(1GB)290円+データ料220円/1GB+通話料11円/30秒」という従量課金型ということ。LINE複数アカウントに利用できるだけでなく、利用形態の変動にも強いというわけです。
合理的シンプル290プランは、基本料の290円に1GB分の通信量が含まれているということ。LINE複数アカウントで利用したあとの運用にも十分な容量でしょう。
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ラジオライフ編集部
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