Suica付きビューカードで最もトクする利用法とは
切符や定期券としても使えて便利なSuica付きのビューカード。ビックカメラなどと提携したものもあり、それぞれサービスが違います。そして、昨年にはJR東日本系列店でポイントが貯まる「JREカード」も登場。さまざまなビューカードのうち、一番おトクなのはどれでしょうか?

単独のビューカードより提携カード
鉄道会社系列で発行するクレジットカードのなかでも、利用者が一番多いのがJR東日本が発行するビューカードです。ビューカードはSuica内蔵タイプも選べるため、鉄道・バスの利用に活用している人も多いでしょう。
ビューカードには、単独で発行するものとビックカメラやJALなどと提携したカードがありますが、提携カードを選ぶのが基本的にはおトクです。それは、提携先のサービスを利用した場合、そちらのポイントサービスや割引サービスを受けられるためです。
とはいえ、ビックカメラもJALも利用しないという人には提携カードのメリット感はあまりないとも言えます。そうした人向けに「JR東日本が提携先」というビューカードが2018年に登場しました。それが「JREカード」です。
JR東日本系列店の利用でポイント
JREカードの特徴は、アトレやエスパル、ペリエといったJR東日本系の駅ビルなどでクレジットカードとして使うと3.5%分のJREポイントが貯まること。また、Suicaにチャージした場合1,000円につきJREポイントが15ポイント貯まる点は他のビューカードと同様です。
ただし、JR東日本系列でも関東地区の大型店・ルミネは加盟店でなく、クレジット利用でJREポイントが0.5%分付くのみ。キオスクを始めとする「駅ナカ」店舗はSuica利用でJREポイント自体は付くものの、200円につき1ポイントとなります。
それでは、JREカードとその他の提携カードでは、どちらを持つ方がおトクといえるでしょうか。実は、利用頻度が高い提携店のビューカードを全部持っておくのが一番賢い利用方法です。
提携カードの使い分けが最もおトク
例えばビックポイントSuicaカードの場合、ビックカメラの支払いをSuicaで行うことでビックポイントが10%付くだけでなく、SuicaチャージでJREポイントが1.5%分プラスとなります。クレジットカードとして使わず、一旦Suicaにチャージして支払うのがコツです。
また、ルミネカードの場合は、ルミネでクレジット利用すると一部のセール品をなどを除き5%OFFになり、一般のショッピング同様に0.5%のJREポイントが付きます。さらに、ルミネカード会員限定で10%OFFのキャンペーンも時々あるため見逃せません。
カードを何枚も持っているとポイントの管理が大変と思うかもしれませんが、JREポイントは複数のビューカードを一括管理できる仕組みになっています。1枚でもビューカードを登録すれば、後から発行したビューカードも自動で登録されるのです。
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ラジオライフ編集部

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