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受信機DJ-X11Aに搭載された「AGC」の役割とは?

2台の受信機を1つのハンディ機に収めたように使える2波同時受信機能。受信機やアマチュア無線機の中でも高級機に装備される機能です。そのため高価になってしまうのですが、アルインコの「DJ-X11」は実勢価格が4万2千円前後とリーズナブル。末尾に「A」が付いたエアーバンド向けの「DJ-X11A」が存在しています。


受信機DJ-X11Aに搭載された「AGC」の役割とは?

DJ-X11Aはエアーバンド受信に特化

2009年に発売されたDJ-X11は、2016年に型番の末尾に「A」を付けた「DJ-X11A」を追加。もともとアルインコは、工場出荷状態で登録されているメモリーの内容をエアーバンドの周波数にしたエアーバンドモデルを発売していました。

主要な空港を中心に、エアーバンド関連の周波数があらかじめメモリーされているので、周波数の知識がないビギナーでも買ってすぐに受信をスタートできます。また、手慣れたベテランにはメモリー構築のベースとして重宝されてきました。

DJ-X11Aも「A」付きのコンセプトに従って、メモリーの内容がエアーバンド用に変更されていますが、他の「A」付きとは異なり受信回路に手を加えた、エアーバンド受信に特化したモデルになっているのです。

DJ-X11Aは受信回路内にAGCが追加

「A」有りのDJ-X11Aは、受信回路内にAGC(Auto Gain Control)が追加されたモデル。AGCは自動利得制御と呼ばれる回路で、エアーバンドの受信モード、AMモードの受信に重要な役割を果たします。

DJ-X11が発売された2009年は、航空機が発射するデータ通信「ACARS」の受信がブームの真っ最中。ACARSのデータ内に含まれる航空機の位置情報や機体情報をPCで解析してPCのディスプレイに表示できたのです。弱いACARSの電波を切り捨て、確実に解析できるように、DJ-X11はAGCを装備していなかったのです。

DJ-X11Aに搭載されたAGCは、エアーバンドの弱い電波を受信した際に、音声出力を大きくして聞きやすくします。AMモードは、電波の強弱によって音量が上下するので、エアーバンドを受信する際には必須の機能なのです。

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