アクションカム「GoPro」ライバル機の画質比較
最新のアクションカムであれば、当たり前となった4K画質の動画撮影。手軽に超高画質な映像が撮影できますが、同じ4K解像度とはいえカメラによって画質や色味にはそれぞれに特徴があります。そこで、定番の「GoPro HERO7」と新興勢力「Osmo Action」、さらに格安モデル「APEMAN Trawo(A100)」の画質を比較してみました。

アクションカムの定番は鮮やかな発色
最新のアクションカムの電子手振れ補正に付き物なのが、画角が狭くなってしまう映像のクロップです。手振れ補正を有効にした場合、どの程度の画角になるのかもチェックしました。
アクションカム定番の「GoPro HERO7」は、鮮やかな発色が特徴的で、他に比べてコントラストも高く、はっきりした映像になっています。画角はSuperView(超広角)・広角・魚眼無効を選択でき、歪みは出るものの、広い映像を撮影可能です。手振れ補正アリでも比較的クロップは少ない印象でした。
アクションカムの新興勢力「Osmo Action」は、HDR動画で撮影。やや地味な色味ですが、画質は申し分ありません。HDR動画は30fps以上は対応しないものの、明るい場所と暗い場所をしっかりと再現できており、日差しの強いシーンでは有効です。GoProに比べると手振れ補正によるクロップはやや大きめでした。
アクションカムの起動時間を比較した
1万円以下のお手頃アクションカム「APEMAN Trawo(A100)」は、4K/30fpsで撮影。画角の設定はなく、前の2機種に比べてやや狭いのが気になるところ。映像も全体的に暗めですが、画質は悪くありません。鮮やかさに欠けるものの、色味はGoProに近い印象です。元々画角は狭いのですが、手振れ補正によるクロップはOsmoと同程度でしょう。
アクションカムで大切な瞬間を逃さず収めるためには、1秒でも速く撮影できる必要があります。そこで、各機種の電源を入れてから撮影が可能になるまでの起動時間を比較してみました。
APEMANが4.63秒と健闘したものの、最速だったのがOsmoの3.68秒。最も遅いGoProは6.02秒と、Osmoとは2.5秒程度の差がつきました。
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ラジオライフ編集部

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