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料金改定した「NHKオンデマンド」は得か損か?

NHKには、受信契約をして見る普通のテレビ放送とは別に、有料で過去のテレビ番組を見られる「NHKオンデマンド」というサービスがあります。受信料以外に追加料金を支払って見るサービスなので、NHKが過去に放送した名作を存分に楽しめるのではと期待してしまいがちですが、実はそこまで充実したサービスにはなっていないのです。


料金改定した「NHKオンデマンド」は得か損か?

NHKオンデマンドは視聴料金を徴収

「NHKオンデマンド」はNHKの番組をオンデマンドで有料視聴できるサービスで、2008年12月1日からの運営です。NHKは法律上営利事業を行えないと決められていますが、NHKオンデマンドについては「運営費用を受益者に負担してもらう」という建前で視聴料金を徴収しています。

2020年2月まで、NHKオンデマンドには1番組ごとに視聴料金を支払うほか「見逃し見放題パック」「特選見放題パック」という2種類のセット料金がありました。それぞれ料金は月額990円で、見逃し見放題パックは過去1週間の放送が視聴可能になるものでした。

しかし、NHKは登録ユーザー向けに4月から過去1週間の番組が視聴できる「NHKプラス」のサービスをスタート。そのため、見逃し見放題パックは事実上意味のないサービスになってしまいました。というのもNHKプラスがほぼ全部の番組を視聴できるのに対し、見逃し見放題パックで視聴可能な番組は一部に限られているためです。

NHKオンデマンドのプランを料金改定

そこで、NHKではNHKプラスの試験配信が始まった2020年3月からセットプランを改定。見逃し番組とアーカイブ番組の両方が見放題になる「まるごと見放題パック」を月額990円で提供することになりました。アーカイブ番組はそれまで特選見放題パックで提供していたため、こちらのサービスのみになったともいえるでしょう。

しかし、まるごと見放題パックの契約をしたとしても、視聴できるのはNHKが過去に放送してきた番組のほんの一部のみ。NHKの看板番組・大河ドラマに限っても2015年の「花燃ゆ」、2016年の「真田丸」などNHKオンデマンドで視聴できないシリーズも存在します。

NHKは過去放送した番組の録画を、埼玉県川口市に専用の施設「NHKアーカイブ」を用意して保管しています。しかし、一般人がNHKアーカイブを訪ねても、閲覧できるのは全番組リストと一部番組のみ。非公開番組を視聴するには特別な手続きが必要です。有料サービスのNHKオンデマンドには、今後より多くの番組の公開を期待したいところです。

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