WordやExcelがタダ「無料Officeソフト」の現在
「Microsoft Office」といえば、ビジネス用ソフトのド定番。Word、Excel、PowerPoint、Outlookが1つにパッケージされた「Home&Business」が売れ筋ですが、価格は4万円弱と「たまに使う」程度のユーザーにとっては手の出しづらい金額でしょう。そこで、これら4つのソフトと同等の機能が使える「無料Officeソフト」をピックアップしました。

無料Officeソフトは互換性バッチリ
数ある無料Officeソフトの中で、最も人気なのが「LibreOffice」。初期設定では古いOfficeの「クラシックUI」風なデザインですが、「モダンUI」風に変更することで最新の純正Officeに近い感覚で使えるようになります。もちろん純正Officeのファイルも開けて、互換性もバッチリです。
含まれるソフトはWriter(ワープロソフト)、Calc(表計算ソフト)、Impress(プレゼンソフト)、Draw(図形描画ソフト)、Math(数式ソフト)、Base(データベースソフト)。ワープロ、表計算、プレゼンなど一通りのOfficeソフトを網羅しています。Office Home&Businessの代替としては十分でしょう。
Microsoft OfficeのUIを再現するには、メニューバーの「表示」→「ユーザーインターフェース」を選択。UIの種類を「タブ」にすると、表示が「モダンUI」風に変化し、Microsoft Officeに近い感覚で利用できます。
表計算ソフトで最も気になるのが、関数の互換性。Excelで使用頻度の高いものは、Calcでも網羅されています。実際、Excelで作成したファイルを開いたところ、ほとんど崩れることなくそのまま表示できました。
近年注目されている無料Officeソフト
そして、LibreOfficeのベースになった、元祖無料Officeソフトが「Apache OpenOffice」です。UIが古く、最近のMicrosoft Officeに慣れた人には違和感があるかもしれませんが、その分動作は軽快です。
Microsoft Officeとの互換性はややLibreOfficeに劣りますが、スペックの低いPCで使うなら負荷の少ないこちらが正解でしょう。
Microsoft OfficeとソックリなUI として、近年注目されている無料Officeソフトが「OfficeSuite」です。独自のクラウドストレージも提供されており、ここにファイルを保存すれば、OneDrive感覚でファイルを共有できます。
スマホアプリも用意されているので、外出先でのファイルの確認も可能です。ただし、無料版は機能制限があるため、本格的に使用するなら有料ライセンス(年額3,480円~)を検討しましょう。(文/中谷 仁)
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