Windows10の電卓に「履歴」があるの知ってた?
Windowsには1985年発売の1.0時代から、標準アプリとして「電卓」が付属していました。現在のWindows10でもその伝統は変わらず、標準で電卓が利用可能です。そして、Windows7/8.0/8.1の電卓からウインドウ内のレイアウトが一新され、Windows10の電卓は新たな機能を追加したものとなっています。

Windows10の電卓の履歴機能が便利
Windows10標準アプリである「電卓」は、スタートメニューから電卓アプリを選択すれば起動します。Windows10の電卓で、使いこなすと便利なのが「履歴機能」です。
これは、Windows10の電卓を起動してから終了するまで、計算式とその結果が最大20件まで履歴として残るというもの。Windows10の電卓に残された計算の履歴は、標準状態では電卓ウィンドウの右側に表示されます。
もし、Windows10の電卓に履歴表示があるとわずらわしい、ということであればウィンドウの幅を狭めて縦長にすればOK。Windows10の電卓がシンプルな10キーと計算画面だけの表示になります。Windows10の電卓右上の履歴アイコンをクリックすれば履歴が表示される仕組みです。
Windows10の電卓の履歴をコピーする
Windows10の電卓の履歴に保存された内容を呼び出したいときには、その履歴部分をダブルクリックすれば計算式ごと左側の電卓画面に戻すことができます。さらに、Windows10の電卓の計算結果だけが欲しいときには履歴を右クリックしてコピーを選択。これで、クリップボードに結果が保存されるので、必要な場所にペーストして使えます。
このWindowsアプリに限らず、電卓での計算にメモリ機能を活用している人は多いでしょう。そこで、Windows10の電卓にも「M+」「MR」といったメモリ機能用のボタンが用意されています。しかし、Windows10の電卓は履歴機能を使えば、簡単なコピー&ペーストでメモリ機能と同様、あるいはそれ以上に便利になるのです。
それでは、なぜWindows10の電卓にいまだメモリ機能が残っているのでしょう。実は、Windows10の電卓は計算の履歴とは別に、過去にメモリに保存した内容も20件まで保存されるのです。つまり、Windows10の電卓は履歴・メモリあわせて最大40件分の計算結果を、アプリを起動している間、参照可能になります。
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ラジオライフ編集部

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