公道カートで都内を走ってわかった危険ポイント
実際にマリカーで公道に出て、3時間ほど走行してカートの危険度を調査をしました。外国人観光客から注目を集め、外気に当たりつつマリオカートさながらのドライブ体験は確かに楽しいもの。しかし、トラックやバスが横を通る度にヒヤリとしました。公道カートの危険ポイントをチェックしましょう。

公道カートは前方が全く見えない
公道カートで走行したコースは秋葉原をスタートし、皇居を横目に内堀通りを進んで東京タワーへ。レインボーブリッジを通ってお台場方面を抜け、再び秋葉原へ戻るという定番の観光スポットを巡るコースです。
公道カートの危険ポイント1つ目は、視界が低過ぎて前方が全く見えないこと。座席高が24cmしかないため、普通乗用車が前方に停車しただけで視界が遮られます。交差点では普通乗用車が前方にいるだけで、全く対向車線が見えません。
大型トラックになるとタイヤが顔の高さに及ぶほど。中型トラックでも、車体に潜り込んでしまいそうなほど車高に差があります。2台の大型車両が前方にいると、視界が完全に遮られました。信号が全然見えない状態です。また車高が低い分、体感速度が大幅にアップ。スリルは味わえますが、その分恐怖感もアップします。
公道カートには危険物がいっぱい
公道カートの危険ポイント2つ目は、運転中の巻き込み・割り込みです。スピードが出ない坂道では、後続車がすぐ横を通って追い抜いていきます。中には、わざとらしく割り込むドライバーもいました。体は無防備なため、ひと度事故が起きたら大ケガは必至。時速60kmで他のクルマに衝突したら命に関わるでしょう。
公道カートの危険ポイント3つ目は、危険物がいっぱいあることです。カートは体が露出しているために、排気ガスや騒音などをまともに受けます。また、ちょっとした道路の未整備やマンホールの段差でハンドルを取られてしまいました。悪天候の日だと、危険度は大幅にアップするでしょう。要注意です。
実際、レインボーブリッジを吹き抜ける横風で、ハンドルが取られた時はかなりの恐怖でした。信号で停車中は、前方のバイクからモロにマフラーの排ガスと騒音を浴びた状態。観光バスからの排ガスもまともに受けました。公道カートにマスクは必須アイテムでしょう。
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ラジオライフ編集部

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