「あおり運転」をされた時の正しい対処法とは?
あおり運転による交通トラブルが続いています。理不尽な理由から、突然命が危険にさらされるあおり運転に、私たちはどのように対応すべきなのでしょう。悪質なあおり運転を受けたらその場で立ち向かわず、後で法的手段で対抗するのが基本。もしあおり運転を受けてしまったら、相手にせず逃げるのが一番です。

あおり運転は後で対抗するのがベスト
これだけドラレコが売れても、あおり運転は後を絶ちません。もしも自分があおり運転に遭遇したらどうすればよいのでしょう。高速道路で停止するのは危険なので、停車するならSAやPAまで何とか移動します。
人目の多い安全な場所に停車し、窓を閉めてドアロックをしたまま警察に通報。スマホで相手車両のナンバーや威嚇行為を記録するのも効果的です。挑発に乗り、相手のクルマの前に出て急ブレーキをかけるなどは厳禁です。
相手と同じレベルのことを行えば、裁判では不利になり、事故の過失割合も「0:100」が「50:50」などになってしまいます。それも、生きていればの話…。悪質なあおり運転に対しては、しっかりと記録して“後で対抗”するのがベストな選択といえるでしょう。
あおり運転は積極的に警察に相談
あおり運転はどの程度なら訴えられるものなのでしょう。警察庁は「あおり運転等に対してあらゆる法令を駆使して、厳正な捜査を徹底するとともに、積極的な交通指導取締りを推進」するとしています。
また「あおり運転等を行った者に対しては、危険性帯有による運転免許の停止等の行政処分を厳正に行っている」とも。つまり、事故が起きていなくても、「自動車等を運転することが著しく道路における交通の危険を生じさせるおそれがある」者に対しては、免停などの行政処分も行うというのです。
「常磐道あおり運転殴打事件」のように、同じドライバーが頻繁にあおり運転を行うのはよくあること。危険なあおり運転は、ドラレコのデータを携え積極的に警察へ相談するとよいでしょう。
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ラジオライフ編集部

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